セレクトセール2億円だろうが未勝利は未勝利! あのエアスピネルより評価されていたサトノケンシロウの切ない現在
11日に開かれたセレクトセール(1歳馬)では、ディープインパクト産駒を中心に1億越えが連発。景気も一般常識も追いつかない壮絶な熱いビットが行われている。
1億どころか2億以上の超高額馬も誕生した同セールだが、かといってすべての競走馬が期待通りに走るわけではない。むしろ活躍できない競走馬のほうが多いというのが現実だ。現役にも1頭、そんな馬が……。
2014年のセレクトセールにおいて、2億1,600万円という超高額で落札されたサトノケンシロウがいい例だ。今年の安田記念で4番人気に支持されたサトノアラジンの全弟であり、父ディープインパクトということでこのような金額になっても大きな驚きはない。オーナーの里見治氏も大きな期待を寄せていたに違いない。
デビュー前から馬体には風格があり、関係者の間でも同い年で朝日杯FSで2着だったエアスピネルよりも「上」と評価する声が多かった。待望のデビュー戦、ファンも大いに注目していたのだが……。
3歳2月のデビュー戦を4着に敗れると、続く未勝利戦を3着、その後2戦も連続2着と、未勝利状態を脱することができないままでいる。クラシックはすでに終了してしまった。
ネット上では「高すぎる買い物」「どうやって元取るんだ」という声もあれば「晩成だろ、気長に見守ろう」という声も。どれだけ高額馬だろうと、なかなか結果が出ない具体例といえるだろう。
とはいえ、馬主の里見氏はサトノクラウン(5800万円で購入)で約2億円、サトノノブレス(7,980万円)で3億越えなど、G1を勝てないながらも購入金額を大きく上回る競走馬も多く所有している。サトノケンシロウも今後まだまだ見限るには早いのかもしれない。
ただ、2億円という現実を考えるとどうしても面食らってしまうのは間違いない。
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