真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.20 10:36
JRA菊花賞(G1)「乾坤一擲」オウケンムーンが大波乱の使者!? 父オウケンブルースリが成し遂げた「淀の伝説」再び
編集部
「華奢な馬だから、直前輸送ではレースに臨むときにハンデがある。最初は環境の変化に戸惑っていたけど徐々にそれも解消されて、今はいい状態だね。早めにこちらに来てよかったよ」
そう陣営がコメントしている通り、効果はテキメン。コズミックフォースとの併せ馬となった最終追い切りでもきっちり併入するなど、状態は確実に上昇傾向だ。先週、アーモンドアイで2度目の牝馬三冠という大仕事をやってのけた厩舎が”おかわり”を狙っている。
「血統的な魅力も当然ありますけど、それ以上にスタートがもっさりしている馬なので、流れが落ち着きやすい長距離戦自体がプラスになりそう。揉まれない外側の枠を引けたのもいいですね。キタサンブラックとはタイプが異なりますが、北村宏司騎手も一発を狙っていると思いますよ。父が勝った菊花賞のように、自ら早めに動いて消耗戦に持ち込みたいですね」(同)
陣営も「掛かる馬ではないので、長距離にも対応できるはず。流れに乗った競馬で末脚を活かせるようなら上位食い込みも可能だと思う」と確かな色気を持っている。オウケンムーンは父オウケンブルースリも所有した福井明オーナーの馬。赤と黒の勝負服の”正統後継者”が10年の時を経て、再び淀の舞台に菊の大輪を咲かせるか。
PICK UP
Ranking
23:30更新
巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- ブレスジャーニー再び「主役」へ5馬身ぶっちぎり!「サラブレッド射殺事件」を乗り越えた”強い3歳馬”の真打ちが復活!?
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か















