
武豊オジュウチョウサン「疑惑の勝利」にファン騒然……”勝利寸前”で手を緩めたM.デムーロ騎手に「忖度」疑惑

3日に東京競馬場で行われた南武特別(1000万下)は、大注目の障害最強馬オジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田正一厩舎)が優勝。東京競馬場はG1並みの大歓声に包まれ、年末の有馬記念(G1)出走を目指すジャンプ界のスーパースターは平地転向後2連勝を飾った。
今夏、障害レース9連勝中にも関わらず、約4年ぶりに平地レースの出走を遂げたオジュウチョウサン。鞍上は競馬界のレジェンド武豊騎手だ。開成山特別(500万下)が行われた福島競馬場には大観衆が詰めかけ、異例の盛り上がりを見せたが、その歓声に応えるように3馬身差で圧勝していた。
そして迎えたこの日の南武特別では、縦長の展開を3番手で追走。最後の直線で力強く抜け出すと、最後はブラックプラチナムの猛追を凌いで連勝。目標の有馬記念に向け、また一歩大きく前進した。
しかし、着差は3馬身差の楽勝だった前走とは異なり、わずか半馬身差。最後は完全に2着馬の脚色が勝っており、着差以上に薄氷の勝利だった。
レース後、武豊騎手も「折り合いはついたし、最後もしっかり脚を使ってくれた」と相棒の走りを称賛しながらも「タイムを見ると、まだ一線級とは差を感じる」と、今後に向けての課題を挙げている。
「陣営が見据えているのは、現役トップクラスが集う年末の有馬記念ですから、武豊騎手がより厳しい目で見るのも当然でしょう。ただ、東京の高速馬場で行われた今回のレースは、スタミナに優れたオジュウチョウサンにとって『決して条件のいいレースではない』という声も多かっただけに、半馬身差でも勝ったことは大きいと思います。
記録した上がり3ハロン34.5秒は、東京のデビュー戦で記録したタイムと同じ”自己ベスト”。ただ、あの時は1000m通過が65.7秒の超スローペースを後方から追い上げてのもので、今回は中盤以降から早めにペースが上がる厳しい展開でのものだけに価値が全然違いますね。ただ、その展開が持続力に優れたオジュウチョウサンに味方したことも確かだと思います」(競馬記者)
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