
JRA平地オジュウチョウサン「ジャパンC回避」は大正解!? 有馬記念(G1)直行報道にファンが”残念”ではなく「安堵」する理由
「それも芝のドバイシーマクラシック(G1)ではなく、ダートのドバイワールドカップ(G1)ですからね(笑)。
何かと夢を語る方なので、ホントに行くのかは定かではないですけど、それを受けた英国のブックメーカーが、来年のドバイワールドカップでオジュウチョウサンのオッズを21倍に設定する始末……今の長山オーナーの発言には世界も注目しています。
ただ、長山オーナーがこういった”ラッパ”を吹くのも競馬界を盛り上げたいがため。
オジュウチョウサンが爆発的な人気になっているのは、やはり『夢』や常識に捕らわれない『未知の魅力』があるからですし、オーナーもその辺りを理解して発言されているのでは。今年の有馬記念はオジュウチョウサンの参戦で、間違いなく例年以上に盛り上がると思いますよ」(同)
ただ、長山オーナーの”ラッパ”に踊らされ加熱するマスコミ報道とは裏腹に、競馬ファンは意外と冷静だ。
実際に今回のオジュウチョウサンのジャパンC回避報道にも、残念というより「安堵」の声が数多く聞かれた。というのも、多くのファンが「ジャパンCでは苦戦する」と考えていたからだ。
「長山オーナーが『ここは通過点。楽勝』と語った前走の南武特別ですが、ファンの間では最後の末脚のキレに不安を残しているオジュウチョウサンに『東京の長い直線と高速馬場は向かないのでは』という意見もありました。
そんな中、多くのメディアはオジュウチョウサンの圧倒的1番人気を事前に予想していましたが、蓋を開けてみれば7頭立ての3番人気……。
結果的に見事2連勝を飾りましたが、前走3馬身差の楽勝が半馬身まで追い詰められた内容でした。レース後に武豊騎手も『タイムを見ると、まだ一線級とは差を感じる』と発言。ジャパンCは南武特別と同じ東京の芝2400mですし、述べるまでもなくメンバーは圧倒的に強くなります。自らのお金で馬券を買うファンの眼は、やはりシビアですよ」(別の記者)
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