GJ > 競馬ニュース > 武豊「慣れの問題」
NEW

武豊「暴論」に隠された真意。史上初JRA開催”失敗”に「慣れの問題」世界を知るレジェンドの見解とは

【この記事のキーワード】, ,
武豊「暴論」に隠された真意。史上初JRA開催失敗に「慣れの問題」世界を知るレジェンドの見解とはの画像1

 7日、競馬界のレジェンド武豊騎手が自身の公式ホームページを更新し、先週行われたJBC開催について独自の見解を示している。

 2001年の創設から18回目にして、史上初めての中央開催となったダート競馬の祭典JBC開催。普段、主にJRA主催のレースの馬券しか購入しないファンにとっては、初めて1日3つのG1が立て続けに行われたことになる。

 それは京都競馬場に詰めかけたファンの多くも同様だったようで、武豊騎手は「馬場側から見て、盛り上がってくださっているなとは感じましたが、ピークへの持って行き方に戸惑っているのかなとも少し思いました」と率直な感想を述べている。

 結果的に馬券売上としては、JBCスプリント(G1)が39億3487万4700円(前年比+264.7%)の売上レコードを達成し、JBCクラシック(G1)の75億2690万4700円(前年比+315.3%)もレコード。JBCレディスクラシック(G1)でも42億6908万9200円(前年比+458.9%)を記録するなど、中央開催の”恩恵”はあったといえる。

 しかし、過去に今回と同様のケースだった2011年の南部杯(G1)が従来の約14倍(1400%)の売上を達成したことを踏まえれば、決して大成功だったとはいえないはずだ。

 その原因は馬券を買う競馬ファン側が、今回のJBC開催のような「1日複数G1開催」に対し「予想や馬券購入に”忙しすぎて”楽しみ切れない」ことがまず挙げられるだろう。武豊騎手も「日本人はまとめてドンと楽しんでしまうことにボクらも含めて不慣れなのかもしれません」と、1日複数G1開催に対する課題を提示している。

 ただ、その上で興味深いのが「でも、これはまさに慣れの問題」と持論を展開していることだ。

武豊「暴論」に隠された真意。史上初JRA開催”失敗”に「慣れの問題」世界を知るレジェンドの見解とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分