
JRA「第2」のオジュウチョウサン出現!? マイネル総帥・岡田繁幸氏「最高傑作」トラストが”天才ジャンパー”転身で最強馬に挑戦状!
マイネル軍団の総帥・岡田繁幸氏の「相馬眼」は確かだったということだろうか。
17日、東京競馬場で秋陽ジャンプS(OP)が行われ、1番人気のトラスト(牡4歳、栗東・中村均厩舎)が4馬身差の圧勝。最後の直線で後続を引き離す見事な勝ちっぷりに、一部のファンからは早くも「第2のオジュウチョウサン」という声が上がり始めている。
「大物感があるし、可能性は計り知れない。この時期の2歳馬で、これだけの馬に乗ったことがない」
2年前、地方馬として川崎競馬場でデビューしたトラストは、2戦目の若草特別で後続に約15馬身差をつける圧勝。騎乗していた南関東の名手・森泰斗騎手は溢れんばかりの大物感に最大限の賛辞を贈っていた。
これまでコスモバルクやプレイアンドリアルなどの名馬を発掘し、中央競馬に挑戦し続けてきた岡田総帥は、早くからトラストを「最高傑作」と評価。デビュー前から翌年の英国ダービー(G1)に登録するほどの熱の入れようだった。
トラストはその期待に応えるように、中央初挑戦となったクローバー賞(OP)こそ2着に敗れたものの、続く札幌2歳S(G3)で後続に2馬身差をつけて重賞初制覇。その強さを改めて実感した岡田総帥は、目標を英ダービーからマイネル軍団にとっての悲願となる日本ダービー(G1)に切り替えることを発表した。
しかしその後、東京スポーツ杯2歳S(G3)で5着に敗れると、そこから馬券圏内にさえ入れない連敗劇……。日本ダービーを8着で終えたトラストは、その後適性を見定めるために様々なレースを使われたが、いずれも結果を残せず。今年の夏からは1600万下に降級していた。
再起が誓われた自己条件でも二ケタ着順が続き、いよいよ「引退」の2文字が過ってきたトラスト。そんな中、活路を見出したのが障害転向だった。
PICK UP
Ranking
11:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬