JRA短期「欧州次の天才」O.マーフィー降臨! 「欧州トップ馬」多数騎乗の才能が有馬記念で魅せる?
9日、阪神競馬場で開催された阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は、C.デムーロ騎手が騎乗するダノンファンタジーが優勝を果たした。これでこの秋は9週連続で外国人騎手がG1を勝ったことになる。
今季、アーモンドアイで秋華賞、レイデオロで天皇賞・秋を制したC.ルメール騎手がG1競走5勝をあげたのをはじめ、J.モレイラ騎手がリスグラシューでエリザベス女王杯、W.ビュイック騎手はステルヴィオでマイルCSを制覇。さらには不調といわれていたM.デムーロ騎手もルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを勝つなど、秋のG1戦線で外国人騎手たちが躍進を続けている。
だがモレイラ騎手は先週で日本での騎乗が終わり、ビュイック騎手も今週末で帰国の途につく予定。これでようやく日本人騎手たちにもチャンスが訪れるかと思いきや、また新たに有力な外国人騎手が短期免許を取得する予定だという。それがO.マーフィー騎手だ。
マーフィー騎手は13年に英国でデビュー。初年度に41勝を挙げると、翌年には76勝まで勝ち星を伸ばし、重賞初制覇も達成した。16、17年には年間100勝を記録し、さらに国外でも活躍。今年の3月にはドバイターフ(G1)でベンバトルに騎乗し、ヴィブロス、リアルスティール、ディアドラら有力視されていた日本馬を抑えて優勝を果たしている。
「また今年はディープインパクトを父に持つサクソンウォリアーの前に立ちふさがり、G1競走4連勝を達成するなど活躍したロアリングライオンの主戦騎手としても名を馳せました。今年23歳と若手ながら目覚ましい活躍を見せており、今後もさらなる飛躍が期待される騎手のひとりだといわれています」(競馬記者)
マーフィー騎手の免許期間は12月15日~28日の予定。すでに重賞での騎乗も決定しているとの情報もある。
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