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かつては「単勝5万5430円」も…日本ダービー(G1)高額配当の歴史! 12番人気ロジャーバローズの衝撃から5年、その結末やいかに
![東京競馬場](/wp-content/uploads/2019/11/19arutemisu_fuchu01.jpg)
26日に迫ってきた競馬の祭典・日本ダービー(G1)。普段は競馬をしなくても「この日だけは馬券を買う!」という方も多いだろう。
日本ダービーといえばディープインパクトやオルフェーヴル、コントレイルなど歴史に残る名馬が人気を集め、強い競馬をして勝つのも醍醐味である。しかしその一方で、穴党競馬ファンであれば一度は日本ダービーでの万馬券や高配当的中を夢見たことがあるだろう。
日本ダービーは過去30年間での平均単勝配当は958円、馬連で万馬券になったのは5回のみ。実力通りで決まる事が多い、穴党泣かせのレースである。
そこで「比較的堅い」決着となる日本ダービーで過去にどんな波乱があったのか。「日本ダービーの高額配当史」を辿ってみたい。
日本ダービーの高額配当史
近年で荒れた日本ダービーとして思い出されるのが、ロジャーバローズが勝った2019年だろう。同馬は道中2番手から直線で先頭に立ち、12番人気ながら見事1着でゴールした。単勝配当は9310円で、それまでJRAの最高記録であった1954年ゴールデンウエーブの6620円を大きく塗り替えた。しかし2着は3番人気、3着は2番人気であったため、3連単は19万9060円とそこまで荒れた結果ではなかった。
3連単の最高配当は5番人気ワグネリアンが勝利し、3着に16番人気のコズミックフォースが入った2018年で285万6300円、2位は2007年で1着は3番人気ウオッカ、2着に14番人気のアサクサキングスが入り215万5760円の大波乱となった。
過去には単勝5万5430円も!?
単勝の最高配当は先述したロジャーバローズとなるが、日本中央競馬会が発足する以前の記録を含めれば、1949年にタチカゼが勝利して単勝5万5430円を付けたことがある。なんと23頭立ての19番人気であった。ちなみに複勝は9230円で、この両配当は八大競走史上最高配当として今なお破られていない。
今年のダービーは皐月賞(G1)をレコードタイムで制したジャスティンミラノにコントレイル以来となる無敗の二冠制覇の期待がかかる。当日は抜けた人気なることも予想されるが、その分、同馬を外した予想を組み立てれば高配当も望めるだろう。
ここ4年は堅い決着が続いている日本ダービーだが、今年の行く末はいかに。
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