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【日本ダービー】戸崎圭太「今年は俺だったのになぁ」も12番人気の激走に戴冠スルリ…。C.ルメール騎乗停止と出遅れで歯車狂った大本命馬。「うれしいのと悲しいのと……」調教師すら苦笑いした200万馬券!

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皐月賞を制し無敗の二冠がかかるジャスティンミラノ
皐月賞を制し無敗の二冠がかかるジャスティンミラノ

 すべてのホースマンが夢見る競馬の祭典、日本ダービー(G1)の開催が今年もやってきた。

「競馬はダービーに始まりダービーに終わる」といわれるように、一生に一度の晴れ舞台に出走する馬、送り出す関係者、騎乗する騎手にとっても特別な意味を持つ。

 かつて柴田政人騎手が「ダービーに勝ったら騎手をやめてもいいくらいの気持ちです」と評し、あの武豊騎手ですら初勝利まで9度の試行錯誤を要した。福永祐一騎手が異例の若さで調教師転身を決断した背景にも、父・洋一さんでさえ手にすることが叶わなかった“福永家の悲願”を2018年にワグネリアンとのコンビで獲得したことが大きかったはずだ。

 悲願を達成したい戸崎圭太騎手に訪れた最大のチャンス

 そんな誰もが憧れるダービージョッキーの称号という分厚い壁に跳ね返され続けてきたのが、皐月賞馬ジャスティンミラノと10度目にして初の戴冠を狙う戸崎圭太騎手だ。

 パートナーとの初コンビは2月の共同通信杯(G3)。初顔合わせの2歳チャンプ、ジャンタルマンタルと川田将雅騎手を相手に1馬身半の差をつけて完勝すると、続く皐月賞(G1)でも完全に勝ちパターンに持ち込んだライバルをゴール前で捉え、3戦無敗でクラシック一冠目を制覇した。

 しかも勝ちタイム1分57秒1(良馬場)はレコードというオマケつき。このレースのレベルの高さは、3着に敗れたジャンタルマンタルが次走のNHKマイルC(G1)を圧勝したことでも間接的に証明されている。

 4番人気に留まっていた共同通信杯を制し、2番人気の皐月賞を制覇したことにより、未知数だった実力が明確になったジャスティンミラノ。ダービーの舞台である東京競馬場にも不安がないのなら、1番人気はほぼ約束されたようなものだろう。

 その一方で、勘のいい方はすでにお気づきかもしれないが、我々は今年と酷似したダービーが、大波乱に終わった記憶がまだ鮮明に残っている。それが、ジャスティンミラノと同じく無敗で皐月賞を制して日本ダービーに歩を進めたサートゥルナーリアが4着に敗れた2019年である。

 この年の主役は紛れもなくサートゥルナーリアだった。2018年6月のデビューから3連勝でホープフルS(G1)を優勝した天才は、主戦のM.デムーロ騎手がC.ルメール騎手へと乗り替わる“事件”も苦にせず難なく皐月賞を勝利した。

 しかし、NHKマイルC(G1)でグランアレグリアに騎乗したルメール騎手が、レース中の斜行で騎乗停止を受ける想定外のアクシデントも発生。これを受けて陣営は短期免許で来日中のD.レーン騎手へのスイッチを決断する。G1レースの常連「キャロットファーム×ノーザンファーム」が送り込んだ怪物を信じたファンも、単勝オッズ1.6倍の大本命に支持した。

 だが、大観衆の熱視線が注がれたスタートでまさかの出遅れ。18頭立てフルゲートのレースで道中を11番手の後方から進まざるを得ない展開。結果的にこれが歯車を狂わせることとなった。

 直線勝負に腹を決めたレーン騎手の叱咤激励に応えて外から猛然と追い上げたサートゥルナーリアだったが、先に抜け出したライバルたちを差し切るどころか、一度は交わしたヴェロックスにも差し返される悔しさを味わった。

 不完全燃焼に終わった大本命馬を尻目に、大金星でダービー馬に輝いたのは、単勝12番人気の超人気薄ロジャーバローズと浜中俊騎手。単勝1.6倍のサートゥルナーリアが伸びあぐね、93.1倍の大穴が大波乱を起こした結果に対し、両馬を管理していた角居勝彦調教師(当時)ですら、「うれしいのと悲しいのと」と手放しで喜べなかったほど……。競馬場に押し寄せたファンがどよめいたのも無理はない。

 そしてこのとき、3番人気ダノンキングリーに騎乗し、クビ差の2着に惜敗していたのが戸崎騎手。リオンリオンが軽快に飛ばすハイペースをリズムよく好位で流れに乗り、本人も前の馬より後ろを気にしたと振り返っている。ただ結果的に自身より前のロジャーバローズを捕まえ切れずに敗れてしまい、2年連続の2着。普段は気持ちの切り替えの早い戸崎騎手もさすがに「今年は俺だったのになぁ……」と悔いが残ったという。

 では、今年のジャスティンミラノは信頼に足る存在なのか――。

 そこで今回は、創業27年に渡って連戦連勝を叩き出す老舗、『競馬セブン』の関係者に話をうかがってみた。『競馬セブン』といえば、業界最強クラスの内部情報ルートを持つことで知られており、表に出回ることのない極秘情報の入手すら、彼らにとっては朝飯前。ステレンボッシュとアスコリピチェーノの一騎打ちと判断した桜花賞(G1)をズバリ的中したように、その実力は折り紙付きだ。

勢力図に変化はなく二強の一騎打ちと決断して大的中
勢力図に変化はなく二強の一騎打ちと決断して大的中

「G1・2勝で競走生活を終えたサートゥルナーリアだけに、今になって振り返れば過剰人気だったのかもしれませんが、当時はアーモンドアイに匹敵、もしくはそれ以上のスケール感があると評した関係者もいたくらいでした。

血統的にも父ロードカナロアで母は名牝シーザリオ。前年のホープフルSから直行した皐月賞をあっさり勝ったこともあり、まさに怪物登場といったムードが強かったことを覚えています」(競馬セブンの関係者)

 マスコミが作り出した人気に翻弄されるファン

 確かにサートゥルナーリアは、世代トップクラスの1頭だったことが間違いではなかったものの、ダービー以降にG1を勝てなかったこともまた事実。当時のマスコミやファンの作り出した願望が、歴代最強クラスの怪物という幻影を一人歩きさせてしまったのかもしれない。

「関係者の話によれば、右回りに比べて左回りで手前の替え方がスムーズさを欠いていたことや、東京競馬場では他場より入れ込みが激しかったともいわれていましたね。かといって、これらは終わってみればという話であり、東京にしてもダービーで初めて走った訳ですから、一般のメディアにしても気付けなかったでしょう。

ただ、マスコミが注目を集めるために誇張した表現でファンを煽る傾向にあることやファンもまた疑うことをせずに都合よく解釈してしまった点は、この歴史的な大波乱に一役買ったように思います」(同関係者)

 なるほど……、我々一般のファンが普段頼りにしているマスコミが必ずしも信頼に足るだけの情報源でなかったとしたら、それを信じていたのでは同じように踊らされてしまうという訳だ。確かにオッズは馬券を購入するファンが作るもの。そのファンを誘導しているのがマスコミという構図には合点がいく。

 かといって、そんな話は百も承知でも、肝心の信頼できる情報が手に入らないのでは、対策のしようがない。

「それは至極当然の答えだと思います。だからこそ我々のような情報のプロが、こうして何年も勝ち組でいられる訳です。当時、必ずしもサートゥルナーリアが絶対的な存在ではないと疑った背景に、この時期の東京コースにおける特殊な馬場傾向を把握していたことも大きかったです。

春の東京開催は毎週のようにG1レースが行われるため、開催週によって使用されるコースが異なります。例えばNHKマイルCならAコース、ヴィクトリアマイル(G1)やオークス(G1)はBコース、そしてダービーの週はCコースへと替わります。ダービーといえば過去20年で1枠の馬が7勝を挙げているほど、内が有利な傾向がありました。

19年は特にそういった傾向が強く、京王杯スプリングC(G2)、ヴィクトリアマイルでレコードが更新され、ダービーの1週前に行われたオークスも2分22秒8という驚異的なタイムで決着していたのです。

ただでさえ高速決着の続いている馬場に、Cコースへの切り替えで内側のグリーンベルトが登場する訳です。サートゥルナーリアに限らず、狙うなら内枠から好位につけられるタイプという結論となりました。1枠1番から大波乱の立役者となったロジャーバローズのマークした勝ちタイムも2分22秒6の高速決着。我々の読みは結果的に合っていましたね」(同関係者)

 もちろん、3枠6番のサートゥルナーリアもスタートが出遅れていなければ、良好な内側の馬場を通ることが出来た可能性も十分にあっただろうが、競馬において出遅れはそう珍しいことでもない。そういう意味では、盲目的に大本命馬1頭だけを選ばなかったあたりは、さすがプロの慧眼といえる。

 では、なぜ『競馬セブン』がそれほどまで冷静に状況を俯瞰することを可能にしているのかとなると、そもそも情報収集のルートが異なるからに他ならない。ネットやTVに新聞から情報を得ている一般のファンと違って、彼らの情報ルートは現場に直結しているからだ。

 言ってしまえば同じ試験を受けるにしても、使っている参考書や教科書が違うのだ。ただでさえ、一般のマスコミが取材時のみの情報を流しているのに対し、プロは状況の変化に応じて関係者の情報が逐一入手可能だという。この差を埋める方法はハッキリ言って何もない。

 だったらもう、ここは素直にプロのお手並みを拝見してみるのもありだ。

NHKマイルCはパーフェクト的中も達成
NHKマイルCはパーフェクト的中も達成

『競馬セブン』は元JRA競馬学校の鬼教官と恐れられた徳吉一己氏を筆頭に、スタッフたちが日々トレセンを駆け回って情報収集に努めているという。競馬界の重鎮である社台グループとのパイプも太く、関係者情報から厳選した情報を把握。トレセン以外にも牧場関係者や馬主、馬場情報など、各方面から情報の裏を取ることができる幅広いネットワークを構築しているからこそ信頼できるのだ。

 しかも『競馬セブン』が日本ダービーの勝負買い目・馬連3点を特別に無料で公開するという耳寄りな情報も入ってきたため、お知らせしておきたい。

 今年の日本ダービーは、大本命と目されるジャスティンミラノに騎乗する戸崎騎手の悲願の達成も注目だが、皐月賞でクビ差の接戦を繰り広げたコスモキュランダ、ルメール騎手に手綱の戻るレガレイラ、ダービー6勝を誇る武豊騎手が騎乗する青葉賞(G2)勝ちのシュガークン、定年間近の大御所・国枝栄調教師がダービー制覇を川田騎手に託したシックスペンス、関東の名門・堀宣行厩舎の素質馬ダノンエアズロックやゴンバデカーブースなど多彩なメンバーが出走を予定している。

 一筋縄ではいかない難解なレースだが、『競馬セブン』は早くもジャスティンミラノ逆転も視野に入る「隠れ穴馬」を用意しているとのこと。歴史に残る大波乱を演出した浜中騎手は当時「頭が真っ白で、びっくりしすぎて、分からない感じでした」と話したが、これを再現するような「激走候補」も潜んでいるかもしれない。

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※本稿はPR記事です。

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