真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.21 17:04
武豊以来の「大記録」が射程圏内の戸崎圭太。ルメール・デムーロすら置き去りにする「最大の武器」とは……?
文=高杉晋太郎
また、関東所属ジョッキーでありながら関西の厩舎から多くの騎乗を依頼され、そこでも複勝回収率は80%超えとキッチリ結果を残している点も注目すべき事実。回収率ベースで見れば、むしろ関西馬に騎乗した時の成績が際立っており、全てにおいて”アウェー”での健闘が目立っている。
つまり、幾人かの騎手に見て取れる「社台偏重」もなく、東西の別もなく、満遍なくすべての陣営、オーナーから騎乗を得ているということだ。もちろん優秀なエージェントが控えているということもあるだろうが、それ以上に戸崎騎手への高い信頼度あってこそのもの。平場や重賞に限らず安定したレースぶりを見せてくれるだけに、乗ってもらいたいという関係者が多いのもうなずける。そしてその傾向は、全盛期の武騎手とも繋がる部分だ。
現時点で重賞も7勝と飛ぶ鳥を落とす勢いの戸崎騎手。ペース的に武騎手が成し得た「212勝」の記録更新は厳しいかもしれないが、200勝は射程圏内……実現不可能な数字ではないであろう。
騎手としての”確かな腕”と、実力馬へ繋がる”幅広い信頼”を持つ戸崎騎手が、史上2人目の大偉業を達成する瞬間が訪れる事を期待したい。
PICK UP
Ranking
17:30更新
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- ブレスジャーニー再び「主役」へ5馬身ぶっちぎり!「サラブレッド射殺事件」を乗り越えた”強い3歳馬”の真打ちが復活!?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
関連記事

【G1回顧・ジャパンダートダービー】「うれしい驚き」3歳ダート王決定戦は4番人気キョウエイギアが4馬身差の圧勝!矢作調教師は悲願の地元大井のG1初制覇

骨折のルメール騎手、経過は良好! 「宝塚記念復帰」熱望で、リーディング首位争いは激化の一途!?

ストレイトガールで連覇達成! 2年連続トップ騎手・戸崎圭太のハイレベルリーディング争いと「天然キャラクター」

「本当に、もう終わってしまったのか」ヴィクトリアマイル(G1)に出走するストレイトガール、レッツゴードンキ、メイショウマンボの「現状」と復活への「期待度」(1)

「身勝手なサラブレッド殺害」はアメリカでも? サンデーサイレンス最大のライバルを輩出した名種牡馬アリダーの悲運すぎる結末
















