GJ > 競馬ニュース > 「大記録」射程の戸崎圭太  > 2ページ目
NEW

武豊以来の「大記録」が射程圏内の戸崎圭太。ルメール・デムーロすら置き去りにする「最大の武器」とは……?

【この記事のキーワード】, ,

 また、関東所属ジョッキーでありながら関西の厩舎から多くの騎乗を依頼され、そこでも複勝回収率は80%超えとキッチリ結果を残している点も注目すべき事実。回収率ベースで見れば、むしろ関西馬に騎乗した時の成績が際立っており、全てにおいて”アウェー”での健闘が目立っている。

 つまり、幾人かの騎手に見て取れる「社台偏重」もなく、東西の別もなく、満遍なくすべての陣営、オーナーから騎乗を得ているということだ。もちろん優秀なエージェントが控えているということもあるだろうが、それ以上に戸崎騎手への高い信頼度あってこそのもの。平場や重賞に限らず安定したレースぶりを見せてくれるだけに、乗ってもらいたいという関係者が多いのもうなずける。そしてその傾向は、全盛期の武騎手とも繋がる部分だ。

 現時点で重賞も7勝と飛ぶ鳥を落とす勢いの戸崎騎手。ペース的に武騎手が成し得た「212勝」の記録更新は厳しいかもしれないが、200勝は射程圏内……実現不可能な数字ではないであろう。

 騎手としての”確かな腕”と、実力馬へ繋がる”幅広い信頼”を持つ戸崎騎手が、史上2人目の大偉業を達成する瞬間が訪れる事を期待したい。

武豊以来の「大記録」が射程圏内の戸崎圭太。ルメール・デムーロすら置き去りにする「最大の武器」とは……?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!