JRA「有馬記念(仮想)」アーモンドアイ、ワグネリアンが出ていれば? 豪華すぎる仮想最強メンバー展望
■ファン投票順
1位 レイデオロ
2位 アーモンドアイ
3位 オジュウチョウサン(特別枠)
4位 スワーヴリチャード
5位 サトノダイヤモンド
6位 キセキ
7位 ワグネリアン
8位 ミッキーロケット
9位 シュヴァルグラン
10位 エポカドーロ
11位 アルアイン
12位 マカヒキ
14位 モズカッチャン
15位 フィエールマン
37位 タイムフライヤー
84位 ルヴァンスレーヴ(特別枠)
いやいや、さすがにこれは超豪華メンバーと言えるだろう。特にアーモンドアイ・レイデオロ・ワグネリアンの初対決は垂涎もの。なお枠順抽選は筆者が簡易的なくじを作り、実際にやってみた。なおジョッキーに関しては、実際の騎乗予定をベースに、各馬の騎乗経験がある騎手を当ててみた。レイデオロの鞍上は苦心したが、大一番での強さから横山典弘を選出。関係者同士の思惑は別として、ベストの騎手で決定した。
2018年12月23日 仮想最強馬の有馬記念(G1)くじ引きでいきなりのけぞった。まさかのアーモンドアイが大外16番枠… なおこの枠順抽選に個人的な私情は一切挟んでいないので、予め了承していただきたい。
さてこのレースの展開を読もう。逃げるのはジャパンカップを逃げて2着に好走したキセキだろう。そして2番手は皐月賞馬エポカドーロで落ち着くはず。ダービーを逃げて2着に粘ったが、先行力のある馬で2番手からでも競馬ができるタイプ。戸崎が川田と競り合うのは考えにくい。中山の2500mはコーナーが多く特殊なコースだけに、ノーマークの単騎逃げになるとかなりの脅威。キセキの逃げるイメージは、2008年に逃げ切ったダイワスカーレットや昨年のキタサンブラックだろうか。同馬は天皇賞(秋)で前半1000mを59秒4、ジャパンカップを59秒9で逃げて上り34秒4の脚を使っている。ここも前半1000mを60~61秒の淀みない流れで逃げ、残り3ハロンで34秒後半から35秒前半の脚を使えれば、上位争いに持ち込めるだろう。エポカドーロはキセキのペースに付いていけず脱落しそうだ。
問題は大外のアーモンドアイ。ジャパンカップでのレースを見る限り、直線の短い中山でキセキに勝つには5番手以内で同馬を見られるポジショニングが必要。しかし大外枠で距離の負担は大きく、最後の伸びに影響するかも。とはいえ、まだ底を見せていない怪物。大外の不利をものともせず、ここもあっさり差し切ってもおかしくはない。
ジャパンカップを物差しに考えると、やはり勝ったアーモンドアイと2着キセキの2頭は突出した存在に思える。しかし問題は世界レコード決着による見えない疲労だ。特に目一杯の競馬で2着に粘ったキセキに関しては、毎日王冠から数えて秋4戦目と間隔が詰まっていることもあり、全幅の信頼は起きにくい。最終的には上位争いはできるものの、勝ち切るだけの余力は残していないと判断した。
ジャパンカップ組の2頭は有力だが、世界レコードの反動とローテーション、そして枠順の不安から割引が必要。そこで浮上するのが天皇賞から直行するレイデオロ。このローテーションは理想的であり、オールカマーの内容から中山コースに不安は感じられない。距離の2500mも問題なく、真ん中の10番枠もいい場所。鞍上の横山典弘は、先週の中山で土日メイン制覇と中山コースを知り尽くしており、ここはベテランらしい手綱さばきが見られそう。もっとも優勝に近いのはこの馬だろう。
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