JRA「有馬記念(仮想)」アーモンドアイ、ワグネリアンが出ていれば? 豪華すぎる仮想最強メンバー展望

逆に天皇賞とジャパンカップで今ひとつの競馬が続いたスワーヴリチャードは、昨年の有馬記念でも他馬に不利を与えるなどコースが合っていないように思える。ダービー馬ワグネリアンは、おそらく追い込んで届かないパターン。福永祐一は過去に有馬記念で10回騎乗して3着が一度のみ。特にジャスタウェイで大外を回して届かなかったあのレースを見ると、ここも同じように届かないパターンだと思われる。またワグネリアン自体も東京コースの方がベストの馬。小回りの中山コースは器用さが必要なため、ここは厳しいと言える。
底力はあるもののピークを越えた印象の、サトノダイヤモンドとマカヒキとシュヴァルグランも苦戦必至。宝塚記念馬ミッキーロケットは内が開けば掲示板を確保できる。アルアイン、モズカッチャン、タイムフライヤーにとって壁は厚く、入着も厳しいところ。
障害王者オジュウチョウサンはやはり持ち時計の差で厳しいだろう。下級条件戦を2連勝してきたが、いずれも少頭数で相手関係にも恵まれた部分がある。今回は最強メンバーのフルゲート16頭で小回りの中山コース、思い通りの競馬はできず苦しい戦いになりそう。またルヴァンスレーヴは初の距離2500mで強力メンバーが相手。平坦コースでG3あたりであれば好勝負になろうが、さすがにここでは経験の差が出るだろう。

ズバリ穴馬候補はインをつける外国人騎手が乗った切れ味のある馬。この有馬記念は賞金が高いからか、とにかく外国人騎手が活躍するレース。過去10年で2勝だが2着3着に10頭、馬券圏内30頭のうち12頭が外国人騎手で、かなりの人気薄馬を馬券に絡ませている。例えば2010年の14番人気3着トゥザグローリー、2012年10番人気2着オーシャンブルーなど。今回該当するのは菊花賞馬フィエールマンだ。鞍上のマーフィーは来日して一週目からいきなり中山で4勝。有馬記念の勝てば1500万円という破格の身上金を前にして、腕がならないわけはあるまい。
この仮想最強有馬記念はあくまでも仮定の話であるが、こういった楽しみ方ができるのも競馬の良さだ。実際の有馬記念はどんなドラマが待っているのだろうか。レースが楽しみである。
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