GJ > 競馬ニュース > 池添謙一危機一髪!?  > 2ページ目
NEW

有馬記念(G1)JRA池添謙一「ブラストワンピース降板」危機一髪!? 菊花賞1番人気敗戦後、わずか4勝の大不振……メンタル崩壊寸前からの復活勝利

【この記事のキーワード】, , ,

有馬記念(G1)JRA池添謙一「ブラストワンピース降板」危機一髪!? 菊花賞1番人気敗戦後、わずか4勝の大不振......メンタル崩壊寸前からの復活勝利の画像2

 実際に今夏は北海道を中心に17勝を上げるなど、早々に昨年の51勝を上回った池添騎手だったが、菊花賞以降は大失速……11月はわずか1勝に終わり、12月も有馬記念当日を迎えるまでは2勝と、これまでが嘘のような不振に陥っていた。

「この春、拠点を関西の栗東から関東の美浦に移す大胆な行動に出た池添騎手は、その甲斐もあってキャリアハイ更新を狙える勢いで勝ち星を上げていました。その大きな要因が社台グループとの連携強化で、中でもブラストワンピースが利用しているノーザンファーム天栄の関係者には『さすがの技術だね』と、その手腕を改めて高く評価されていたようです。

ただ、ブラストワンピースの菊花賞で敗れた際は『主戦降板』の話が持ち上がっていたとか。

実際に大竹調教師も新たな騎手の手配を考えていたそうで、それは当然、池添騎手の耳にも入っており……今秋の不振の要因の1つになったと思われますね。結局はオーナーサイドの引き留めで池添騎手の続投が決定。今回の有馬記念はそういった中で迎えた、まさに正念場の一戦でした」(別の記者)

 だが、そんな状況で結果を残せるのが、池添騎手が関係者から、そしてファンからも「大舞台を勝てる男」と認められている所以だ。

「ダービー、菊花賞は本当に悔しい思いをしたし、それはもう取り返せない。でもこうやって今回も乗せてもらうことができて、何としてもと思って臨んだ」と悲壮な決意で挑んだ、今回の有馬記念。前にキセキ、後ろにレイデオロという非常に厳しい状況の中、完璧なタイミングでスパートを掛け、最後はレイデオロの猛追をクビ差だけしのぎ切った。

有馬記念(G1)JRA池添謙一「ブラストワンピース降板」危機一髪!? 菊花賞1番人気敗戦後、わずか4勝の大不振……メンタル崩壊寸前からの復活勝利のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  10. JRA「パワハラ訴訟」渦中もノーザンファームからの信頼は急上昇!? 藤沢和雄、堀宣行ら関東の名伯楽に迫る勢い、快進撃続く木村哲也調教師の「生き残り戦略」とは