真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.03 08:50
【シンザン記念(G3)展望】武豊×キーファーズにチャンス? 大混戦の超出世レース
編集部
昨年、2勝馬ながらフランス遠征を敢行、メシドール賞(G3、芝1600メートル)を勝ったジェニアルの弟がゴータイミング(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)。馬主キーファーズの代表松島正昭氏は「武豊さんと凱旋門賞に行くのが夢」と語り、高額馬を所有することで有名。大外を鋭く伸びて差し切った新馬戦(芝1800メートル)が重馬場だったように、馬場がぐずつけば好走が可能だろう。鞍上はもちろん武豊騎手。
新馬戦(芝1600メートル)で2着馬に3馬身(0.5秒)差をつけて鮮やかに勝ったのがヴァルディゼール(牡3歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)。稍重だったので勝ちタイムは1分36秒4と平凡だが、余裕のある勝ちっぷり。良馬場で更に鋭い末脚を披露してくれそうだ。鞍上は昨年90勝を上げリーディング5位と大きく飛躍した北村友一騎手。暮れの全日本2歳優駿(Jpn1、ダート1600メートル)でG1を初勝利。新年から気合十分のはず。
全成績【2・2・1・0】と安定感抜群なのがハッピーアワー(牡3歳、栗東・武幸四郎厩舎)。前走のデイリー杯2歳Sで初の1600メートル戦を経験。アドマイヤマーズとメイショウショウブの一騎打ちとなったこのレースでは、上がり3F最速の脚で3着に追い上げてきた。2度目のマイル戦で性能アップを期待できる。今年は開業2年目となる武幸四郎厩舎にも注目だ。
新馬戦(芝1800メートル)は2着だったものの2戦目の未勝利戦(芝1800メートル)を圧勝したのがミッキーブリランテ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)。少し口向きの悪さは見せたが、勝負どころで好位に取り付いていった脚は魅力。鞍上は坂井瑠星騎手。一昨年末から昨年末にかけてオーストラリアで武者修業した矢作調教師の秘蔵っ子。今年の活躍が楽しみだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
- 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
- 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
- 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
- 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
- ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- 1番人気が「痛恨不利」で馬券圏外…勝利騎手には過怠金処分も「ハナ差の4着」に後味の悪さ