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2019.01.05 12:17
JRA浜中俊「武豊&ルメール」に騎手存続の危機!? 昨年「10年ぶり」重賞未勝利から逆襲の今シーズンも……
編集部
というのも、昨年まで豊沢氏のセカンドジョッキーだった浜中俊騎手が「前走ルメール騎手」だったのは、年間636回騎乗した内のわずか20回しかなかったからだ。
「『ルメール→浜中』のパターンは3着以内率0.450と好成績を上でしたが、年間でわずか20回ですから。浜中騎手がそこまでルメール騎手の”おこぼれ”に預かっていたというわけではないんですよ。
というのもルメール騎手の原動力は”ノーザン系”であり、これらはエージェントの差配というよりは、ノーザンファームの意向が非常に強いからです。そうなると仮にルメール騎手が騎乗できなくても、セカンドの浜中騎手というよりは、M.デムーロ騎手や他の短期免許で来日している外国人騎手が抜擢されるケースがほとんど。この傾向は今年も変わらないと思います」(同)
そうなると、武豊騎手が豊沢氏と新エージェント契約をしたことで影響を受けそうなのは、ルメール騎手よりも、むしろ「浜中騎手の方かもしれない」という。
実は昨年、武豊騎手がG1未勝利に終わってしまったが、浜中騎手はG1どころか2008年以来10年ぶりに重賞未勝利に終わっている。ルメール騎手の”おこぼれ”に預かることはおろか、逆にマイル路線の相棒だったロジクライを獲られてしまうなど、武豊騎手以上に深刻な状況にあるのは明らかだ。
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