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【日経新春杯(G2)展望】武豊「神逃亡?」メイショウテッコンら4歳強豪集う!G1戦線に名乗りを上げるのは……

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 5歳以上でまず注目したいのがムイトオブリガード(牡5歳、栗東・角田晃一厩舎)。昨年、脚元の不安が解消してダートから芝に路線変更、頭角を現してきた。前走、アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500メートル)では準オープンを勝ったばかりの身ながら1番人気に支持された。結果は僅差の2着だったが底力は証明した。母ピサノグラフの母はシンコウラブリイ。遅れてきた良血馬に期待したい。

 昨年、重賞を初制覇、その後の走りが期待されたが伸び悩んでいるのがガンコ(牡6歳、栗東・松元茂樹厩舎)とウインテンダネス(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎)。ガンコは昨年の日経新春杯で3着に好走、日経賞(G2、芝2500メートル)を制した。冬から春にかけて調子を上げてくる馬かもしれない。デキ次第では侮れない。鞍上は開幕そうそう存在感を発揮した藤岡佑介騎手に戻る。

 ウインテンダネスは緑風S(1600万下、芝2400メートル)を2分22秒9という高速決着で勝つと、続く目黒記念(G2、芝2500メートル)を優勝。ジャパンC(G1、芝2400メートル)では2分22秒3と更に時計を詰めたが勝った馬が強すぎた。府中向きの馬だけに、右回りの克服が鍵となる。

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 前走で1600万下特別を勝ち上がったステイゴールド産駒が2頭いる。ルックトゥワイス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)は有馬記念(G1、芝2500メートル)前日の2500メートル戦で3馬身差の圧勝。勝ちタイム2分32秒7は有馬記念と0.5秒差。ここでも通用しそうだ。シュペルミエール(牡6歳、美浦・木村哲也厩舎)は2016年の菊花賞6着馬。脚部不安を抱えるが昨年秋に復帰後2着、1着と好走している。

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