真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.08 18:52
JRA「短距離王」ファインニードル引退。ダーレーの「思惑」と不完全燃焼の香港
編集部
※ファインニードル/『競馬つらつら』より2018年のJRA賞・最優秀短距離馬に選出されたファインニードル(牡6歳、栗東・高橋義忠厩舎)の引退が発表された。
一昨年はセントウルS(G2)を制するなどスプリント戦線で頭角を現したファインニードル。昨年はその能力がついに開花し、シルクロードS(G3)、高松宮記念(G1)、セントウルS(G2)、そしてスプリンターズS(G1)を勝利。春秋スプリントを完全制覇するなど国内4戦を無敗で終えていた。
高橋義忠調教師は「スポーツ報知」の取材にもう少し走りを見たかったと語ったものの、「昨年の日本では無敗で結果を出したということで、最終的には(馬主の)シェイク・モハメド殿下が決断されました」と引退の経緯を語った。ダーレーとしても有能な種牡馬を欲している証明かもしれない。
「国内では無敗だったファインニードルですが、昨年2度、香港のスプリントG1で敗れています。
初戦のチェアマンズスプリントは初の海外遠征の影響で馬体が14kgも減るなど体調管理に失敗。レースでも出遅れて4着に終わりました。
そして、2度めの香港スプリントは鞍上の川田将雅騎手も状態には太鼓判を押していたものの、地元馬がまさかのゲート入りを拒否。ファインニードルは長時間ゲートの中で待たされることになりやる気を失い、いつもの切れ味鋭い末脚は不発。8着に敗れました。
このレース後に高橋義調教師も来年の挑戦も示唆していました。今年こそ、香港G1を戴冠する姿を見ることができると思っていたので、引退は残念ですね」(競馬誌ライター)
9日に登録を抹消される予定のファインニードルは、今後ダーレージャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬入り。多くの産駒を誕生させてもらいたい。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
- 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
















