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2019.01.17 08:42
AJCC(G2)「屈辱」ジェネラーレウーノ陣営がリベンジに燃える!? 菊花賞馬フィエールマン戴冠”アシスト役”の汚名返上へ
編集部
そうなると浮上するのが、勝ったフィエールマンを筆頭とした末脚自慢の馬たちだ。実際に結果は7着馬までが「上がり3ハロン2位以内」という異様な展開。クラシック最長となる3000mを走りながら、スタミナの要素は皆無で、単純に末脚が切れる馬たちが上位を占めた印象だった。
「逃げたジェネラーレウーノも、上がり3ハロンは勝ったセントライト記念と同じ35.2秒。ほとんど止まっていませんが、この展開では出番なしでしたね。完全に『キレ負け』といった印象でした。
レース後、長丁場での折り合いを気にする余り、ほとんど動けないままルメール&デムーロ騎手にワンツーを許したのが、多くの日本人騎手。当然ファンから疑問の声が集まりましたが、特に主導権を奪ってこのペースを作り上げたジェネラーレウーノはやり玉に挙げられていましたね。
初距離でスタミナに不安があったことは否めませんが『もう少し積極的なレースを見せてほしかった』というのが、多くの人々の感想でしょう。昨秋は外国人騎手がG1を10週連続で勝利しましたが、その”引き金”となったようなレースでした」(競馬記者)
上がり勝負を誘発してしまった?勝ち時計の3:06.1は歴史的な不良馬場だった前年よりは速かったものの、サトノダイヤモンドが勝った2年前よりは約3秒遅い時計。レコードからは5秒以上遅い決着だった。
レース後、田辺騎手は「悲観するような内容ではなかった」と胸を張ったが、クラシックの中で最大のチャンスだった4番人気での9着惨敗に、多くのファンは不完全燃焼の印象を受けたようだ。フィエールマンを応援していた一部のファンからは「最高のペースメーカーだった」「勝因はジェネラーレウーノ」と揶揄されるなど、勝ち馬とは明暗がくっきりと分かれた。
あれから約3カ月。ある意味、因縁の間柄となったフィエールマンとジェネラーレウーノが再び激突する。舞台は京都ではなく後者、そして田辺騎手が得意とする中山だ。
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