GJ > 競馬ニュース > オジュウ「ファン頼み」疑問  > 2ページ目
NEW

オジュウチョウサン「ファン頼み」宝塚記念挑戦に疑問の声……障害復帰決定も昨年”ゴタゴタ”武豊決別なら陣営「大恥の結末」も

【この記事のキーワード】, , , ,

「これだけの馬ですので、もちろん現状でも種牡馬になる価値はあると思いますが、やはり平地で大きな実績があるかないかでは種牡馬生活が大きく異なります。その意味で宝塚記念挑戦は意義があるのではないでしょうか。

ただ、宝塚記念挑戦となれば、平地の賞金が足りないオジュウチョウサンは、昨年の有馬記念同様『ファン投票による選出』が必須。そして、障害レース復帰を掲げた以上、陣営も宝塚記念挑戦が”ファン頼み”であることを明確に示したことになります。ただ、その姿勢に疑問を感じているファンも少なくないようですね」(同)

 障害復帰を明言したことは同時に、陣営には当面「平地で賞金を加算する意思がない」ことを示している。その上で宝塚記念挑戦を掲げるということは、まずは「ファン投票で出走できる」という目論見があるからこそだ。

 無論、昨年の有馬記念で、ファン投票3位という大きな支持を集めているだけに「当然」という考えもある。だが、その一方で「そんなに簡単な話じゃない」「もう平地挑戦は(しなくて)いいと思う」と陣営の姿勢に心配だけでなく、不満を示すファンもいるようだ。

「依然として大きな注目を集めているオジュウチョウサンですが、はっきり言って昨年の有馬記念当時とは立場が違います。昨年は自己条件とはいえ平地でも連勝が続いていましたし『約3年間無敗の障害絶対王者による平地挑戦』として、その大きな可能性に魅力を感じているファンが数多くいました。

しかし、昨年の有馬記念惨敗で『現実』が示されました。昨年は異常といえるほどの注目と人気ぶりだったので、”限界”を知って夢から覚めたように落胆したファンも決して少なくないと思います。そういった人たちが、再び宝塚記念のファン投票でオジュウチョウサンに投票するかは微妙ですよね。おそらく大丈夫だとは思いますが、ファン投票で支持されずに、賞金面で除外という、陣営にとって”大恥の結末”になる可能性も否めません」(別の記者)

 記者の話によると、もう1つ宝塚記念のファン投票における「大きな注目点」が、国民的な人気を誇る武豊騎手とのコンビが継続できるのかという点だという。

 競馬の枠を超えて社会現象となったディープインパクトやキタサンブラックの活躍は、当然ながら武豊騎手が主戦を務めていたという背景も大きい。昨年末の有馬記念によるオジュウチョウサンのファン投票3位という結果も、決して馬の力だけではないだろう。

オジュウチョウサン「ファン頼み」宝塚記念挑戦に疑問の声……障害復帰決定も昨年”ゴタゴタ”武豊決別なら陣営「大恥の結末」ものページです。GJは、競馬、, , , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  3. JRA歴代1位「19万人」の歓声響いたアイネスフウジン! 今年は7万人が入場可能の日本ダービー(G1)、ウマ娘実装であの感動をもう一度
  4. JRA川田将雅「北村友一斜行」に激怒か。「不利を受けたなんて言うのは10年早い」数々の伝説と「これでも丸くなった」説
  5. JRA北村友一、横山一家と「全面戦争」勃発か…浦島状態がもたらした「立ち位置」の変化と大き過ぎた代償
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. JRA武豊「繰り返された愚行」に安藤勝己氏も困惑……故・近藤利一さんを怒らせた敗戦から15年、またも追いかけたディープインパクトの幻想
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛