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オジュウチョウサン「ファン頼み」宝塚記念挑戦に疑問の声……障害復帰決定も昨年”ゴタゴタ”武豊決別なら陣営「大恥の結末」も

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「これだけの馬ですので、もちろん現状でも種牡馬になる価値はあると思いますが、やはり平地で大きな実績があるかないかでは種牡馬生活が大きく異なります。その意味で宝塚記念挑戦は意義があるのではないでしょうか。

ただ、宝塚記念挑戦となれば、平地の賞金が足りないオジュウチョウサンは、昨年の有馬記念同様『ファン投票による選出』が必須。そして、障害レース復帰を掲げた以上、陣営も宝塚記念挑戦が”ファン頼み”であることを明確に示したことになります。ただ、その姿勢に疑問を感じているファンも少なくないようですね」(同)

 障害復帰を明言したことは同時に、陣営には当面「平地で賞金を加算する意思がない」ことを示している。その上で宝塚記念挑戦を掲げるということは、まずは「ファン投票で出走できる」という目論見があるからこそだ。

 無論、昨年の有馬記念で、ファン投票3位という大きな支持を集めているだけに「当然」という考えもある。だが、その一方で「そんなに簡単な話じゃない」「もう平地挑戦は(しなくて)いいと思う」と陣営の姿勢に心配だけでなく、不満を示すファンもいるようだ。

「依然として大きな注目を集めているオジュウチョウサンですが、はっきり言って昨年の有馬記念当時とは立場が違います。昨年は自己条件とはいえ平地でも連勝が続いていましたし『約3年間無敗の障害絶対王者による平地挑戦』として、その大きな可能性に魅力を感じているファンが数多くいました。

しかし、昨年の有馬記念惨敗で『現実』が示されました。昨年は異常といえるほどの注目と人気ぶりだったので、”限界”を知って夢から覚めたように落胆したファンも決して少なくないと思います。そういった人たちが、再び宝塚記念のファン投票でオジュウチョウサンに投票するかは微妙ですよね。おそらく大丈夫だとは思いますが、ファン投票で支持されずに、賞金面で除外という、陣営にとって”大恥の結末”になる可能性も否めません」(別の記者)

 記者の話によると、もう1つ宝塚記念のファン投票における「大きな注目点」が、国民的な人気を誇る武豊騎手とのコンビが継続できるのかという点だという。

 競馬の枠を超えて社会現象となったディープインパクトやキタサンブラックの活躍は、当然ながら武豊騎手が主戦を務めていたという背景も大きい。昨年末の有馬記念によるオジュウチョウサンのファン投票3位という結果も、決して馬の力だけではないだろう。

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