真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.22 07:15
JRA「ダート参戦」ケイアイノーテックは「先輩の轍」踏まない? 血統的には「五分五分」か
編集部
芝G1制覇の経験を持つケイアイノーテックのダート挑戦。いやがうえにも多くのファンの注目を集めることになるが、このチャレンジが過去の名馬とダブる者もいるという。
「7年前のNHKマイル覇者でダート重賞にも挑戦したカレンブラックヒルを想起した人もいるようです。同馬は、秋の毎日王冠では同世代のジャスタウェイをクビ差抑えて優勝、天皇賞・秋も5着に入って掲示板に載るなど、今後の活躍を予見させる走りを見せました。
ところが陣営は翌年の始動戦をダートのフェブラリーSに設定。有力馬が相次いだことで1番人気に支持されるも、15着と大敗を喫します。その後はターフに戻されるも低迷。後にG3勝ちは2度記録するも、期待されたほどの活躍はできずにキャリアを終えることになりました。ケイアイノーテックも同馬と同じ轍を踏むのではないかと心配されているんです」(競馬誌ライター)
ファンの心配もわからないではない。ただ名馬として名高いクロフネもNHKマイルを制覇した同年にダート転向。高い適性を発揮し、ジャパンカップダートでレコード勝ちを収め、同年のJRA賞最優秀ダートホースに輝くなど活躍した。前例がある以上、一概に無謀と言えないのが難しいところだ。
ケイアイノーテックの挑戦はどちらに転ぶのだろうか? なるべくならば良い方に向かってほしいものだが……。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!