真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.23 12:11
![GJ](/wp-content/themes/g-journal/pc/img/entry/icon-gj.png)
JRA「支配者ノーザンと対立」で勝利激減の名調教師……「こだわり」が弊害、しかし”例外”もある
編集部
JRAは今や「大ノーザン系時代」。社台グループのトップをひた走るノーザンファーム生産馬が幅を利かせているのが現状だ。昨年はJRAのG1全26競走の内16勝をノーザンファーム生産馬が上げる快進撃。勝利回数は662勝で、2位の社台ファーム(311勝)の倍以上である。
また、馬主リーディングでもいわゆる「ノーザン系」であるサンデーレーシングが152勝でダントツの1位、キャロットファームが117勝で3位につけている。2位のシルクレーシング(118勝)もアーモンドアイ、ブラストワンピースなどを筆頭に活躍馬はノーザンファーム生産が大多数であり、こちらも「ノーザン系」として扱うことができる。つまりは「生産」「オーナー」双方で日本の競馬界を完全に支配しているというわけだ。
日本最高の外厩施設であるノーザンファーム天栄の効果も絶大で、今や「厩舎の力よりも天栄を使っているかどうかのほうが重要」とまで囁かれるほど。その影響力は競馬界全域に及び、ノーザンから認められることが厩舎の預託馬、騎手の騎乗馬にも大きく影響してしまう状況だ。
もちろん、実力主義、勝負の世界で圧倒的な結果を残すノーザンは称えられるべきだろう。ただ「ノーザンの意志に添えることが、ホースマンとしての成功の近道」というのもまた事実。それに異を唱えるのはどうしようもなくタブーだ。
23日に公開された「スポニチアネックス」の記事が話題を呼んでいる。2月に定年を迎える伊藤正徳調教師に関する記事だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
- 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
- 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
- キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
- C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
- 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
- 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
関連記事
JRA「悲願」凱旋門賞(G1)アーモンドアイに立ち塞がる「億単位」の壁……日本競馬が50年間「世界の頂点」に立てない理由とは
JRA武豊2019年「逃げ」驚異の勝率86%! キタサンブラック大成させた「体内時計」はさらなる進化へ
JRA根岸S(G3)武豊マテラスカイ「課題」は距離よりも……世界を驚かせたレコードホルダーが「超速スピード」を発揮できる条件
JRA田辺裕信騎手「不完全燃焼」にアンカツも苦言……ジェネラーレウーノ得意の中山で繰り返された”負けパターン”に乗り替わりの声も
AJCC(G2)フィエールマン「元主戦」JRA石橋脩騎手が意地の勝利! 大器シャケトラ復活も「酒気帯び運転」角居勝彦調教師は……