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JRA武豊2019年「逃げ」驚異の勝率86%! キタサンブラック大成させた「体内時計」はさらなる進化へ

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 21日、関西運動記者クラブが2018年に活躍した選手を選出する『関西スポーツ賞』の表彰式が大阪市内で行われ、競馬界のレジェンド武豊騎手が特別賞を受賞した。

 昨年は大きな節目となるJRA通算4000勝に到達した武豊騎手。他の受賞者に卓球ペアの伊藤美誠、早田ひな、女子フィギュア紀平梨花など、若いアスリートが中心だったため「1人オッサンが交じっていてすみません(笑)」と報道陣の笑いを誘った。

 貫禄十分の競馬界のレジェンドに、昨年の阪神タイガースのドラフト1位・近本光司外野手も「年齢を問わず、このような賞を受賞されるのは本当にすごい。僕も若い時だけじゃなく、年齢を重ねてもタイトルを取れるような選手になっていきたい」と感動しきり。今年で50歳を迎える武豊騎手だが、まだまだ衰え知らずの活躍を見せてくれそうだ。

 そんな名手に朗報が舞い込んだ。一昨年の年度代表馬を受賞するなど、武豊騎手とのコンビで競馬界を席巻したキタサンブラックの”長男”が、早くもノーザンファームで誕生したという。日本最大級の規模を誇る大牧場で最初に産まれるなど、すでに「もっている」初仔に父の主戦騎手も「そりゃ乗りたいですよ。今から立候補しておきます!」と笑顔。キタサンブラック2世の走りに今から胸をときめかせている様子だった。

 キタサンブラックと武豊騎手といえば、引退レースとなった有馬記念(G1)など現役時代、見事な「逃げ」が何度もファンを沸かせた。特に2016年のジャパンC(G1)で見せた逃げ切りは、武豊騎手自身が同年のベストレースに挙げるほど完璧な内容。国内外を問わずメディアでも大きく絶賛された。

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