GJ > 競馬ニュース > バルジュー騎手がJRA騎手試験挑戦
NEW

バルジュー騎手がJRA騎手試験2度目の挑戦へ! 世間認識と異なる「目的」と合格の可能性は?

【この記事のキーワード】, ,
Dario_Vargiu.jpgD.バルジュー騎手(Ogiyoshisanより wikipedia)

 イタリア競馬のベテラン、ダリオ・バルジュー騎手が、今年もJRAの新規騎手免許試験を受けることがわかった。今週から8月28日まで短期免許で日本にいるが、その間にメディカルチェックを受け、受験勉強にも精を出すらしい。

 母国ではかつてファルブラヴでイタリア大賞典などを制し、今年もドイツとイタリアのダービーを制するなど名手として知られる同騎手。2002年から短期免許で日本を訪れており、03年にはコスモサンビームで朝日杯FSを制し、その後もよく日本を訪れ、今年3月には史上5人目の外国人騎手100勝を達成している。

 現在JRA騎手として活躍するC.ルメールとM.デムーロほど馴染みが薄いのは、同騎手がローカル騎乗のイメージが強いからか。特に小倉では人気薄での好走が目立つ印象で、どちらかというと玄人肌の騎手と言えるかもしれない。

 2年連続の騎手試験受験に対し、世界的に見ても相当に高い部類である日本の「賞金」に魅力を感じているのでは、という声は多い。母国イタリアの経済状況が厳しく、賞金未払い問題なども深刻という話もあるが、その中で日本を選んだのだろうか。

「昨年の受験の際、バルジューは取材で『自分やミルコはオーナーサイドとの契約もあるし、そのまま母国で騎乗を続けても困窮する状況ではない。母国の苦しい経済状況から逃れるためにJRAの騎手を目指す訳ではないということだけは、ぜひ分かってほしい』と、理解を求めています。デムーロ騎手と同じく、日本競馬や日本文化に惚れ込んでいるようですね。何度も来日して日本語もある程度話せますし、合格の可能性はあると思いますよ」(競馬記者)

バルジュー騎手がJRA騎手試験2度目の挑戦へ! 世間認識と異なる「目的」と合格の可能性は?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  5. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  8. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA横山典弘「ポツン」について激白!「俺のポツンがあまり好まれていないことはわかってる」知られざる「2つ」のポツンと、それでも続ける理由とは