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【重賞展望】「暑い季節がいい」「このレースに懸ける」「ここがベストの舞台」その意気込みはG1級!? 今年もアイビスサマーダッシュ(G3)が熱い!暑い!熱い!

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berukanto.jpg2015アイビスサマーダッシュ(JRA公式サイトより)

 夏競馬の風物詩アイビスサマーダッシュ(G3)が今年も新潟開幕となる今週末31日(日)に開催される。

 毎年、このレースの声を聞くと「真夏になった」と感じる競馬ファンも少なくないだろうが、1年に1度の究極のスピード勝負に、今年もこのレースに懸けるスピード自慢が集まった。

 中でも、デフェンディングチャンピオンのM.デムーロとベルカント(牝5歳、栗東・角田厩舎)が今年も主役を務める。

 最近のベルカントといえば武豊騎手とのコンビの印象が強いが、昨年のこのレースを制したのは今回の鞍上デムーロ騎手とのコンビだっただけに不安はない。

 昨年はここと北九州記念(G3)を勝って、夏のスプリント王に輝いたベルカント。今年は、昨年に取り消したCBC賞(G3)を使っての参戦とあって、順調さは昨年以上だ。それを証明するかのように栗東の坂路で行なわれた最終追い切りの動きは、まさに絶好調だった。

「いい動きだった。暑い時期も合っているんだろう。デキは上向いている。左回りよりも直線競馬の方が合っているし、今年もいい結果を期待している」と管理する角田調教師が目を細めるのも当然か。連覇に向けて、状態面での死角はなさそうだ。

「栗東の坂路番長」の異名を持つネロ(牡5歳、森厩舎)が、満を持してのアイビスサマーダッシュ出走だ。

 今回でまだ16回目と比較的歴史の浅いアイビスサマーダッシュだが、歴代の勝ち馬にはとにかく坂路調教で物凄いタイムを叩きだすスピード自慢が数多くいる。すでに直線競馬で[2.2.0.0]と連を外したことのないネロも、歴代の覇者に勝るとも劣らない”坂路マイスター”である。

 前走の韋駄天S(OP)では得意の千直で2着と後れを取ったが、57.5㎏のトップハンデを背負ってのもの。本番はあくまでここであり、陣営に悲観の色はない。森厩舎の清永助手は「大一番ですね。ベストのコース」と力を込めながらも「ここが目標のレースですし、上昇カーブを描いて出せる」と仕上がりに自信を深めていた。

 韋駄天Sで、そのネロを負かしたのがプリンセスムーン(牝6歳、栗東・安田厩舎)だ。

 確かに韋駄天Sでは57.5㎏のネロに対し、プリンセスムーンは53㎏。今回は56㎏対54㎏ということで、逆転濃厚と囁かれているが、計算通りに行かないのが競馬でもある。韋駄天Sでついた着差1・1/4馬身は短距離としては”圧勝”の部類。そう簡単に逆転を許すわけにはいかない。

 千直競馬はプリンセスムーンも[3.2.0.0]と適性は抜群。6歳牝馬ながら、狙いすましたように新潟の直線1000mを使い続け、1000万下からわずか1年でここへの出走に漕ぎつけた。1200mの実績はすでに頭打ちの感が否めないだけに、ここにすべてを懸ける。

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