GJ > 競馬ニュース > チェッキーノが「競走馬のガン」発症
NEW

チェッキーノが「競走馬のガン」発症でクイーンS回避……日本最大のクラブ法人サンデーレーシング馬に次々トラブルは「呪い」?

【この記事のキーワード】, ,
chekki-noxs.jpgチェッキーノ(競馬つらつらより)

 31日のクイーンS(G3)で大本命と目されていた今年のオークス2着馬チェッキーノが、同レースを回避することがわかった。理由は屈腱炎ということだ。

 屈腱炎は主に前脚の浅屈腱と深屈腱が一部断裂して起こる「競走馬のガン」と呼ばれるほど、後の競走生活に大きな影響を及ぼす病として知られる。これまでも多くの名馬や有力馬がこの病によって引退、休養を余儀なくされてきたが、チェッキーノもその1頭となってしまった。

 軽度の骨折などと異なり、屈腱炎は長期休暇をもうける例が多く、チェッキーノもすでに「今年は絶望では」という声も出ている。今年春の牝馬クラシックを彩ったメジャーエンブレム、ジュエラー、シンハライトという3頭の強豪に食い込める存在と期待されていただけに、非常に残念だ。

 大本命がいなくなったことにより、クイーンSは一転混戦モード。その予想も気にはなるのだが、チェッキーノの故障を聞いて思うのは、所有する「馬主」の運のなさである。

 チェッキーノのオーナーは、クラブ馬主法人最大手といえるあのサンデーレーシング。赤・黄・黒の勝負服は今や日本競馬の「強さの象徴」のような扱いを受ける存在だ。ここ数年ではブエナビスタ、オルフェーヴル、ルーラーシップ、ジェンティルドンナ、フェノーメノ、そしてドゥラメンテにリアルスティールと、超一線級の名馬を多数輩出している。

チェッキーノが「競走馬のガン」発症でクイーンS回避……日本最大のクラブ法人サンデーレーシング馬に次々トラブルは「呪い」?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. JRA全面協力アニメ『群青のファンファーレ』が大コケ!? 『ウマ娘』の対抗馬として4月からスタートも、「話題」を殆ど耳にしないワケ
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  10. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分