GJ > 競馬ニュース > タイムフライヤー完全復活!?  > 2ページ目
NEW

JRA京都記念(G2)「ここ狙い」タイムフライヤー完全復活!? G1制覇当時と共通する明確な「上昇傾向」とは

「この馬にはわかりやすい特徴があって、不調時でも坂路でいい時計は出ていたんですけど、ほぼ必ずラストで失速していたんですよね。もうひと踏ん張りが足りないというか、それがレースの結果にも表れていました。

しかし、今回はラスト2ハロンが12.0、12.1秒とほぼ失速せずに好タイムで駆け抜けています。これは調子が良かった2歳時に見られた傾向と一致します。

早熟説が囁かれていますが、成長力のあるハーツクライの産駒ですし、母の全兄で叔父のタイムパラドックスもタフに走り続けた血統。昨年は不振続きでしたが、古馬になってもう一花咲かせても全然おかしくはないですよ」(同)

 京都記念のメンバーを見渡しても『netkeiba.com』の事前予想で1番人気に予想されているステイフーリッシュとは、前走の中山金杯で0.1秒差。当時はお互いに56kgと同斤だったが、今回は相手が据え置きなのに対してタイムフライヤーは55kg。逆転があってもまったくおかしくない状況だ。

「使って良くなる馬」と松田国英調教師が自信を深めている通り、抜けた相手のいない今回なら陣営が色気を持つも当然だろう。

「(前走の)中山金杯では、後方から向正面で早めに動く積極的な競馬。勝負所の3、4コーナーで先頭集団に並びかけようとした時は『もしかして』と思いました。菊花賞(G1)でも6着だったようにスタミナのある馬ですし、現状はああいった早め進出の競馬があっていると思います。

今回の京都も中山同様にまくりが決まりやすいコース。メンコにも馬が慣れてきて自在性が出てきているようですし、淀の下り坂で上手く加速できれば面白いレースになるのではないでしょうか」(別の記者)

『サンスポ』の調教評価でも最高点となる「S」を叩き出しているタイムフライヤー。2016年ホープフルSのレイデオロ(当時G2)、そして昨年のサートゥルナーリアの走りを見れば、この馬の復活があってもいいはずだ。

JRA京都記念(G2)「ここ狙い」タイムフライヤー完全復活!? G1制覇当時と共通する明確な「上昇傾向」とはのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬