
【すみれS展望】アドマイヤジャスタが2億円超えの良血馬と対決! クラシックを見据えた好素材が集った!!
24日に阪神競馬場で開催されるすみれS(リステッド・芝2200m)。過去の優勝馬には日本ダービーを勝ったフサイチコンコルド、キングカメハメハ、有馬記念で2着に入ったリンカーンなど名馬たちが名を連ねる。そのレースに、今年も中長距離での活躍が期待される素質馬たちが集結した。

押しも押されもせぬ大本命だと見られているのが、アドマイヤジャスタ(栗東・須貝尚介厩舎)だ。
本馬は父に中距離馬として世界一のレーティングを記録したジャスタウェイ。母はアドマイヤテレサ、母父は凱旋門賞を制するなどG1競走5勝を挙げたエリシオという良血馬だ。半兄にオーストラリアG1のコーフィールドCを制したアドマイヤラクティもいる。
新馬戦(芝1800m)こそ伏兵のブレイキングドーンの前に敗れて2着に終わったものの、続く未勝利戦(芝1600)、紫菊賞(500万下、芝2000m)を連勝。暮れにはG1競走のホープフルSへ進んだ。
評判馬サートゥルナーリアに次いで2番人気に支持されたアドマイヤジャスタ。終始ライバルをマークする形でレースを展開し、最後の直線では一度は先頭に躍り出た。だが、健闘もそこまで。最後はサートゥルナーリアに交わされて1馬身半差の2着。レース後、管理する須貝調教師は「現時点では勝ち馬の完成度が一枚上。何とか春には……」と雪辱を誓った。
今回から鞍上をC.ルメール騎手から岩田康誠騎手にチェンジ。岩田騎手は先週、ダイヤモンドS(G3)でユーキャンスマイルに騎乗し、馬群を縫うように進出して今年重賞初勝利を記録。さらに現段階で17勝をあげてリーディング4位に入るなど、好調をキープしている。
サートゥルナーリアに前走の借りを返すためにも、ここで負ける訳にはいかない。アドマイヤジャスタ×岩田騎手の新コンビがクラシックに名乗りを上げる。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客