
JRA横山典弘に「須貝調教師激怒?」ロジクライ「取りこぼし」で乗り替わりも、ルメールもまた「不安」が……
24日の阪急杯(G3)で3着に敗れたロジクライ(牡6 栗東・須貝尚介厩舎)が、次走を高松宮記念(G1)とすることがわかった。
通算16戦で5勝、重賞も2つ勝っている古豪だが、扱いとしては「地味な善戦マン」のイメージが強いロジクライ。これまでG1・G2参戦も1度ずつあるがどちらも完敗であり「ハイレベル戦では一枚足りない」という評価でいいだろう。
昨年3月の六甲S(OP)を勝利し古馬のマイル重賞戦線に顔を出したが、マイラーズC(G2)は7着。その後3歳時にシンザン記念を勝利した浜中俊騎手で中京記念(G3)、京成杯AH(G3)に挑むも、それぞれ2着、3着と勝ちきれなかった。しかし、C,ルメール騎手で臨んだ秋の富士S(G3)では2番手からの押し切りで優勝。次のマイルCS(G3)では14着に惨敗したが、重賞戦線でやれる力は示していた。
そして、今年になってロジクライの主戦に指名されたのが、ベテラン横山典弘騎手だった。熟練の技に期待しての起用だったようだが、年明けの東京新聞杯(G3)は9着惨敗、そして、今回の3着である。
「阪急杯は、これまでより後方の7番手程度の位置取りのレースになりました。横山典騎手も『スタートでぶつけられ、位置が思ったよりも1列後ろになったのが、最後まで響きました』と回顧していますが、スピードが武器の馬だけに、痛恨だったのは間違いありません。その後はインコースからの抜け出しを狙いましたが、前のレッツゴードンキが壁になって思い切り追えず。ラスト100mで外に出しようやく道が開けた時には、勝ち馬スマートオーディンとレッツゴードンキの差は絶望的でした。
最後の最後しか脚を繰り出せなかったレースぶりに須貝調教師も納得できなかったのか『本来もっと前で競馬してほしかった。走り切ってないし、普通なら勝っているレース』と、横山典騎手を批判していました。その後すぐ『ルメール再起用』が明言されましたよ」(競馬誌ライター)
スピードを全面に活かしてこその馬だけに、須貝調教師としても怒り心頭か。ファンの間でも「まあこれは仕方ない」「2戦ともダメダメだったし」と、乗り替わりに肯定的な意見が目立つ。
陣営としては心機一転、富士Sを制したルメール騎手と再スタートを切りたいところだろう。
ただ、「今の」ルメール騎手もまた「取りこぼしが目立つ」という見解は少なくない。
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