GJ > 競馬ニュース > トラスト「宣戦布告」
NEW

JRA最強オジュウチョウサンに「宣戦布告」! 新鋭トラストとの「直接対決時期」は

【この記事のキーワード】, ,
JRA最強オジュウチョウサンに「宣戦布告」! 新鋭トラストとの「直接対決時期」はの画像1

 23日の春麗ジャンプS(OP、障害3200m)は、単勝1.5倍の圧倒的支持を得た1番人気のトラスト(牡5歳、栗東・中村均厩舎)が圧勝。後続に2秒差をつける大差勝ちで、障害転向後3連勝を飾った。

 レース後、鞍上を務めた熊沢重文騎手は「まだ余裕があったし、本当に強かったですね」と愛馬を絶賛。さらに今月で定年する中村調教師も「思っていたより強い勝ち方だった」とレースを振り返り、今後は長谷川浩大調教師の厩舎に移籍となるが、「これならオジュウチョウサンに勝負を挑めると思う」と目を細めつつ、今後に期待を込めた。

 2016年の札幌2歳S(G3)を制するなど、一時はクラシック制覇の期待もかけられていたトラスト。だが、皐月賞13着、NHKマイルC8着、日本ダービー8着とイマイチな結果に終わると、その後低迷。ついには準OPで惨敗を繰り返し、昨年の10月から障害に活路を求めた。

「この転向が功を奏して連戦連勝。ついにトラストは障害界に登場したニュースターとまで称されるようになりました。このまま活躍を続けていれば、いずれ最強ハードラー・オジュウチョウサンとも雌雄を決することになるのは当然の流れです。

 オジュウチョウサンは『天皇賞。春挑戦』を考えながらも、3月の阪神スプリングJ、そして中山グランドジャンプへの出走も示唆しています。早ければこのいずれかで直接対決の可能性もあります。が、管理していた中村均調教師は『秋になる可能性がありますね。春は避けて』と今春以降の対決をほのめかしています。今後、新たに管理する長谷川調教師がどのような判断をするかは不明ですが、現状ではトップ争いはもうしばらく先になると考えたほうがいいかもしれませんね」(競馬誌ライター)

 長期間に渡り障害界に君臨するオジュウチョウサン。新鋭トラストにその牙城を崩すことができるのだろうか。今秋、最強ハードラーを巡って熱い戦いが繰り広げられることになりそうだ。

JRA最強オジュウチョウサンに「宣戦布告」! 新鋭トラストとの「直接対決時期」はのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  6. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  7. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!