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2019.03.10 16:36
JRAダノンプレミアム金鯱賞(G2)「大復活」圧勝!! 川田将雅「この時を待っていた」黄金世代”No.1″がG1馬4頭を一蹴!
編集部
「ホッとしています――」
10日、中京競馬場で行われた金鯱賞(G2)。G1馬5頭に加え、4連勝中のエアウィンザーなどが参戦するなど例年以上の豪華メンバーとなったが、レースを制したのは2番人気のダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)だった。
「スタッフ全員で、この時を待っていました」
レース後、主戦の川田将雅騎手がそう語った通り、まさに「王者」の帰還だ。
ジャパンC(G1)のアーモンドアイや、有馬記念(G1)のブラストワンピースを筆頭に、昨秋から古馬を圧倒し続けている黄金世代。そのハイレベルな4歳馬の中でも「No.1」と言われていた大器がダノンプレミアムだった。
しかし、アクシデントにより皐月賞(G1)を回避し、ぶっつけ本番で挑んだ日本ダービー(G1)でキャリア初の敗戦。そこから蹄の不安などもあって、この日が約9カ月ぶりのレースだった。
13頭立てで行われた芝2000mのレース。川田騎手が「久々と思えないほどいいスタートを切ってくれた」と振り返った通り、抜群のスタートを切ったダノンプレミアム。
そのまま先頭に立つかと思われたが「久々の分、少し走りたがる面があった」ことを察知した川田騎手が、無理せずタニノフランケルやギベオンを前に行かせて好位からの競馬。アルアインやペルシアンナイトといった人気どころのG1馬と併走する形となった。
レースはタニノフランケルが後続を離して逃げる展開。1000m通過は60.1秒。稍重の馬場コンディションを考慮すればやや速いか。そのままの隊列で迎えた最後の直線。好位から抜け出したダノンプレミアムが、川田騎手の激に応えるように力強く先頭へ。外からリスグラシューが鋭い末脚でやってきたところで、さらにもう一度突き放してゴールした。
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