GJ > 競馬ニュース > リーチザクラウン「スピード出世」
NEW

リーチザクラウンが天下の社台スタリオンへ「スピード出世」! 産駒大活躍は、オーナーの粘り勝ち!?

r-chizakuraun.jpgリーチザクラウン(JBISサーチ公式サイトより)

 今年産駒がデビューを迎えた新種牡馬の中で最大のサプライズといえば、間違いなくリーチザクラウンだろう。G1勝利もなく繁殖としての期待は決して大きなものではなかったが、7月31日終了時点の成績が[5-1-1-7]と、高い勝率を誇っている。繁殖牝馬の質を考えればディープインパクトや同じく今年デビューのルーラーシップと比較対象にすらならず、その中でこの成績というのは驚異的と言ってもいい。

 そんなリーチザクラウンが早くも「スピード出世」したことがわかった。4日の時点でリーチザクラウンの1/2の権利を西山牧場から社台スタリオンに売却したと、西山牧場オーナーで同馬の馬主でもあった西山茂行氏がブログにて明らかにした。

 同ブログでは、社台ファームの吉田照哉社長、社台スタリオンの佐藤剛氏、社台グループ東京事務所の平本浩之氏の3名が来社し、10月1日から社台スタリオンで繋養されることで合意したそう。今年の秋より、リーチザクラウンは世界最大級の生産軍団「社台グループ」の種牡馬として新たな馬生を歩むこととなった。

 もともとリーチザクラウンは、父スペシャルウィークの馬主でもあった臼田浩義が所有していたもので、西山氏は2011年から権利を譲渡された形である。引退後は日高のアロースタッドに繋養されていたものの、種牡馬としての期待度は低く、成功の足がかりすらつかめるか怪しいところだった。

リーチザクラウンが天下の社台スタリオンへ「スピード出世」! 産駒大活躍は、オーナーの粘り勝ち!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  2. 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
  3. 有馬記念(G1)武豊「ウイニングラン」も残酷な結末! スペシャルウィーク、グラスワンダーが激突した1999年…… 最強世代の意地を懸けたラストバトル
  4. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  9. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……