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JRA高松宮記念(G1)ミスターメロディの鍵は「成長力」? 気になる昨年の「あのレース」

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 24日に開催される高松宮記念(G1、芝1200メートル)に出走する伏兵の1頭ミスターメロディ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)の可能性について検討してみる。

 ミスターメロディは前走の阪急杯(G3、芝1400メートル)で1番人気に支持された。道中は4、5番手を追走したが直線で伸びを欠き、勝ったスマートオーディンから0.5秒差の7着に敗れてしまった。短距離戦での0.5秒差は決定的な敗北と言える。前々走の阪神C(G2、芝1400メートル)では2着に好走できたのに、どうして0.5秒も負けてしまったのだろうか。

 騎乗した福永祐一騎手はレース後「4角までいいリズムで運べたが、直線に向く所で内の馬にぶつけられた。トモに力が入らなくなって、手応えがなくなった」とコメント。この発言は物議を呼び起こした。JRAの裁決委員は福永騎手のミスターメロディを被害者ではなく加害者であると判断したからだ。

 福永騎手は直線で外に斜行してリョーノテソーロの進路を妨害して過怠金10万円を課された。さらには内に斜行してタイムトリップの進路を妨害して3万円の過怠金も課されている。パトロールビデオを見ると外への斜行では最後方から大外を伸びてきたスマートオーディンに体当たりしそうな勢いだった。

 他馬にぶつけられた結果の斜行であれば、それはそれで仕方がなかったとも言える。走る気持ちが切れてしまったのだろう。藤原英昭調教師は「前走はスピードが出そうなところでぶつかったことが痛かったですね。直線を向いて止めてしまいました。あれだけのスピードで、いい形だっただけに残念ですが、ぶつけた箇所は何ともありません」と分析している。アクシデントがなければもっと上位の着にきたはずだ。

 ミスターメロディは東京のダート新馬戦(1300メートル)でデビュー。8馬身差をつけて逃げ切った。4戦目に500万下(ダート1400メートル)を勝ち上がると、ファルコンS(G3、芝1400メートル)で芝のレースに初挑戦。重賞初挑戦初制覇を飾った。

 このファルコンSには高松宮記念で人気となるダノンスマッシュとモズスーパーフレアも出走していた。ダノンスマッシュは後方から差してきたが伸びきれずに7着、モズスーパーフレアは軽快に逃げたものの直線半ば過ぎてつかまって5着だった。

 ミスターメロディはファルコンSの次にNHKマイルC(G1、芝1600メートル)に出走。直線で先頭に立つ見せ場を作って4着に好走。その後、1400メートル路線を歩みオーロC(オープン)で5着、阪神Cで2着、そして阪急杯で7着となる。

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