皐月賞(G1)サートゥルナーリア「凱旋門賞」至上命令!? 麻雀界のカリスマ多井隆晴がクラシック第一弾をぶった斬る!!
多井:アドマイヤマーズですね。これが「〇」です。
前走はダノンキングリーに負けたんですけど、斤量が1kg重かったですから。スタートからハナを切って目標にされましたし、僕の目にはそこまで悪い負け方には見えなかった。朝日杯フューチュリティS(G1)みたいに番手で競馬すれば、どんな展開になってもそう簡単に崩れないのがアドマイヤマーズかなと。
――サートゥルナーリアとの逆転まである?
多井:(ミルコ)デムーロ次第じゃないですか? デムーロはずっとサートゥルナーリアに乗ってたじゃないですか。だから「サートゥルナーリアだけには負けられない」みたいなオーラが出ると思うんですよね。
過去のレースでも、そういう「ジョッキーの意地」みたいなのが結構あるじゃないですか、こういう時って。ここで「120%」を出してくるんじゃないかなと。
――なるほど。馬も然ることながら、デムーロ騎手に期待と。
多井:人間的要素というか、人読みですね。麻雀界でも、こういうのはありますよ。例えば準決勝くらいで余裕があったら、隙あらばこの人を狙い打って「準決勝で負けてもらおう」とか。Mリーグの終盤でも、赤坂ドリブンズや風林火山にトップを獲られるくらいなら、KONAMI麻雀格闘倶楽部に勝ってもらおうとか。
もしここでサートゥルナーリアに勝たれたら、ルメール騎手のままで春の二冠はもちろん、三冠もあるかもしれない。デムーロ的には、そんなこと許されないじゃないですか(笑)。止めるなら「ここ」ですよ! デムーロ次第で、サートゥルナーリアとの逆転まであるかもしれませんよ。
――確かに昨年の朝日杯FSのルメール騎手とグランアレグリアに土をつけたのが、デムーロ騎手とアドマイヤマーズでしたね。では、三番手「▲」評価は?
多井:ファンタジストですね。ここは狙いどころだと思います。
――距離不安が囁かれていますね。