麻雀Mリーグ【場外対談企画】渋谷ABEMAS白鳥翔VSチーム雷電・黒沢咲! 天然セレブの「美食」への追求に”魔法少女”もタジタジ!?

黒沢:秘訣……。秘訣……特に何も意識してないんだけど。

――ええっ!?

黒沢:昔からああいう風に打ってたんですけど、一時「自分の戦法がワンパターンすぎる!」と思って鳴きとかを勉強した時期があったんですよ。でもそれで完全にバランスを崩して……また戻したって感じですね。

あと「私が一番ツモがいい」と思ってるんで!(笑)。だから自分から鳴いて、あえてツモ順を変えない方がいいかなって。

「私が一番ツモがいい」と思ってるんで!

白鳥:それが凄い! だって「自分が一番ツイてる」って思っているってことですよね?

黒沢:そうそう。だって、藤崎(智、日本プロ麻雀連盟。麻雀忍者の異名を持つレジェンド。先日『RTDトーナメント2019』の出場が発表された)さんのツモより、私のツモの方が絶対良さそうじゃん(笑)。

白鳥:いやいやいや、「良さそうじゃん!」って言われても(そりゃ、真似できねーわ!)。

そりゃ、真似できねーわ!!

――すごく個性的な打ち方だと思うんですけど、オールラウンダーの白鳥さんから見て、黒沢さんの強さはどこにあるんでしょうか?

白鳥:もともと僕が「黒沢さんの麻雀ってスゲーな」って思ったのが、連盟のリーグ戦なんですよ。

一時、同じリーグで一緒に戦ってたんですけど、僕が苦戦してて黒沢さんはずっと上位。だから「何かしら、差があるな」と思ってたんです。その後に僕の方が降級しちゃって……失敗したら、自分を見つめ直すっていうか、上手くいってる人の麻雀を見るじゃないですか。

それで自分の麻雀の「対極」にいたのが黒沢さんの麻雀。それで「細かくアガらなくても、一発で返せるんだ!」って気付かせてもらったんですよね。それでめっちゃ研究して、また昇級することができたんです。

――ということは連盟のリーグ戦では、小金持ち打法だと。

白鳥:いや、小金持ち打法どころか、俺の方がセレブ打法ですね(笑)。今までリーグ戦は苦戦してたんですけど「ついに攻略法を見つけたぞ!」って言いたいくらい。でも、それが「赤アリのMリーグだと、どうなんだ?」って思ってました。それで上手く行ってるのが、黒沢さんの凄いところ。

黒沢:そうなんですよね。常識的に考えて、赤アリルールだと不安があったんですけど、自分が一番びっくりしてます(笑)。

――1度は個人首位に立ちましたし、最終的に+116.9ポイントで個人7位と大いに健闘されました。

黒沢:でも、チームがレギュラーシーズンで負けてしまったので。個人的には満足してません。特にチームが苦しくなった時に、私も一緒に調子を落としてしまったんですね。あそこで踏ん張っておけば……。

白鳥:12月とか1月くらいですよね。最後の方は、どうしてもトップ縛りになるから苦しくなる。

――なるほど。来シーズンに向けては、その辺りが課題というわけですね。では最後に黒沢さんの方から、雷電ユニバースへメッセージをお願いできますか?

黒沢:本当にたくさんの方に応援していただいて、ありがとうございました。雷電は7位という結果でしたけど、来シーズンはやり返したい気持ちでいっぱいです!

来シーズンどういった形になるのか、まだわかりませんけど、私を支えてくれた萩原さんも瀬戸熊さんも本当にいい人で、この3人と雷電の関係者の方々とユニバースの皆さんとでMリーグを優勝したいです。これからも応援、よろしくお願いします!

――白鳥さんの渋谷ABEMASも負けていられませんね。

白鳥:もちろんですね!

――熱いメッセージありがとうございました!

白鳥&黒沢:ありがとうございました!!

(文、聞き手=浅井宗次郎)

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