Mリーグ多井隆晴「どうやったら彼女できんの?」を白鳥翔がメッタ斬り!? 「とりあえず○○をやめなさい!」【渋谷ABEMAS対談インタビュー】
白鳥:まず、と・に・か・く・勤勉ですね!さっき麻雀の勉強がトータルの20%程度っていう話がありましたけど、多井さんはその20%を絶対に疎かにしない。
Mリーグ前の『RTDリーグ』(AbemaTV)で負けたじゃないですか。でもMリーグでは、ダメだった点をちゃんと修正してるんですね。それは僕から見ててもわかるし、以前なら降りていたはずの危険牌を押し切って勝っちゃうシーンが何度もありました。それがまずスゲーなと。
「この年齢にして、まだ成長するのか!」と。
――47歳にしてまだまだ進化中とは、さすがです!一方、まだ27歳で伸びしろ十分の松本さんはいかがですか?
白鳥:本人は年齢のことを言われるのを嫌がるんですけど、やっぱり「20代の中では別格」だと思いますね。伸びしろも大きいだろうし、吸収するスピードがめちゃくちゃ速いので楽しみというか、もう「頼もしい存在」ですね。あと、常に一定の雀力を発揮できるというか「安定感」がすごい!
多井:そこは、ホントにそう! 松本は常に自分が持ってる「100」の力を出してくれるよね。僕なんか気分で「0か、200か」っていうタイプですから。4連続ラスを食らう時もありますし、逆に11連続連対することもあるんですよ。
だから松本の安定感はチームにとって、すごく頼りになりますね。極端な話、レギュラーシーズンで松本をずっと出しとけば、ちょいプラを重ねてファイナルまで行けるかもしれませんよ!(笑)。
――まさに松本吉弘の『ベストバランス麻雀』ですね!(笑)。あの若さで安定感があるのはすごいです。その辺りは、松本さんのメンタル的な強さなんでしょうか?
多井:いえ、ウチは3人ともメンタル面が弱くて、弱くて……(笑)。
白鳥:僕もそう思います。松本は負けて帰ってくると震えてますし、多井さんも「うわっ、マジで下手くそだった……」って、ずっと病んでますね。酷いときはメンヘラの女の子みたいになってる(笑)。
多井:たまに! ですよ。タカハルならぬ、”スネハル”になりますから(笑)。
白鳥:スネハルwww
多井:でも、だからABEMASは3人で強く団結して、メンタル的に助け合ってるんです。3人とも真面目過ぎるというか、麻雀の内容だけじゃなくて、常にファンのことやスポンサー企業のことを考えていますから。1つのことに一生懸命になり過ぎて、つい弱気になってしまうんですよね。チームとして若くて、まだまだ伸びしろがある分、良くも悪くも人間として落ち着いてない。
開幕前、白鳥と松本っていう、まあまあ喋れる3人が揃って「この3人なら、明るく楽しくやっていけるな」と。それから半年後、3月にシーズンが終わった時には圧倒的に仲良くなりましたね。何でも喋れる仲になったんで、それだけでもう「Mリーグがあってよかった!」と思いますね。3人で10年分くらいの経験をしたと思います。
――3人が3人とも特別な存在になった半年間だった。
多井:仲のいい麻雀プロもたくさんいるんですけど、やっぱり同業のライバルですから。何でも話せるわけではないんですね。ただ白鳥と松本には、僕の持っているものを全部伝えてますね。麻雀だけじゃなくて、自分でもびっくりするくらい何でも話しちゃうんですよ。
この間「どうやったら彼女できんの?」とかありましたね。