小島武夫さん死去「ミスター麻雀」の華麗なる「伝説のアガリ」「数百人の女を抱いた」破天荒人生に幕
「ミスター麻雀」として広く支持された小島武夫さんが心不全で28日に亡くなっていたことがわかった。82歳だった。
小島さんは1936年2月11日生まれの福岡県出身。阿佐田哲也・古川凱章らと「麻雀新撰組」を結成し『11PM』(日本テレビ系)の麻雀コーナーに登場するなどして人気を誇った。
対局番組で数々の伝説を残しており、極めて難しい役満「九蓮宝燈」をアガるなどした上、「常に視聴者を意識した手作り」を信条に多くのファンを魅了した。
また、麻雀を勝ち負けでなく「自己表現」と捉えており、強い弱いではなく自分をいかに表現するかに重きを置いていたようだ。
私生活では2人の女性の間に子供が3人、孫の小島優は日本プロ麻雀連盟に所属するプロ雀士として活躍するなど、私生活も華やかだった。「数百人の女性を抱いた」などエピソードにも事欠かなかった。
最後の「無頼派」ともいえる破天荒な人生。小島さんは多くの麻雀ファンの心で永遠に行き続けるだろう。心からご冥福をお祈りしたい。