麻雀『Mリーグ』に電通、テレ朝、コナミ、博報堂、セガサミー……川淵三郎氏『Jリーグ』創設に匹敵する業界革命へ、超一流企業続々
各チームには日本プロ麻雀連盟、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUといった既存5団体に所属する約2000名のプロ雀士の中から、それぞれ3名ずつが所属することとなる。また、それら選手を決める『ドラフト会議』が来月7日にも行われる見込みだ。
「Mリーグ所属選手には最低年俸400万円が保証され、これは支配下登録されたプロ野球選手の最低年俸440万円に匹敵する金額です。また、優勝賞金は驚愕の5000万円。これも既存の麻雀大会ではあり得ない賞金額。『0』が1つ……いえ、2つ多いと述べても過言でない『別世界』の賞金です。
ただし、麻雀の負のイメージを完全に払拭することを1つの目的として誕生した以上、Mリーグ所属選手は当然、賭博行為とは一切かかわらず『仮に賭博への関係が判明した場合、解雇等の厳重な処分を課す』とのこと。ここは他競技と比較しても、本当にデリケートな部分で絶対に失敗できません。おそらくはスケジュールなどから、徹底的に管理されることが予想されます」(同)
今回の発表にはSNS上で『Mリーグ』がトレンド1位を記録するなど、従来の麻雀ニュースの規模を遥かに超えた大きな反応があった。またファンだけなく、ドラフトによってMリーグに参加する可能性のあるトッププロたちも公式Twitterなどを通じて、様々な反応を見せている。
昨年のRTDリーグを制覇した平賀聡彦プロが「革命戦士にオレはなる!」とノリノリで怪気炎を飛ばせば、白鳥翔プロは「とりあえずこれからも厨二病でいきたいと思います。治らないので。皆さんよろしくお願い致します」と、早くもMリーグ選手になる気満々といった様子。
また、長く麻雀界を牽引し続けている鈴木たろうプロも「実質的にギャンブルとして発展して来た部分のある麻雀ですが、今後は賭博と決別し最高の頭脳スポーツ競技を目指して歩み始めます。応援お願いします!」「そして世の中の麻雀強者の皆さま、一緒に頂点目指しましょう」とMリーグ発足に決意を新たにしているようだ。
果たして今後、我々にとっての「麻雀」はMリーグを通じて、どのような変化を遂げていくのだろうか。2022年の北京冬季オリンピックには麻雀が室内競技として申請されており、藤田氏は「かなり有望」と手応えを感じているようだ。夢の4年後に向け、2018年は麻雀界にとって革命の年になることは間違いないといえるだろう。