麻雀Mリーグ「2日目」を占う! ファン待望「タッキーVSヒサト」再び……「麻雀界の藤井聡太」松本吉弘が”新時代”を切り開く!!
いよいよ、開幕を迎えた『大和証券Mリーグ2018』。19時に開幕を迎えたリーグ戦は、一時30万人を超える視聴者数を叩き出すなど、まずは期待通りの滑り出し。パブリックビューイング会場にも俳優の新井浩文らが応援に駆け付けるなど、数多くの著名人で賑わった。
対局は2連戦が行われ、開幕戦を赤坂ドリブンズの園田賢が、2戦目をU-NEXT Piratesの石橋伸洋がそれぞれトップ。1位2位と、3位4位が100P以上離れる明暗分かれた結果となった。
最初にその名を呼ばれながらもドラ1指名が異論を呼んだ園田。そして指名順の兼ね合いもあり「21番目の男」として最後に名を呼ばれた石橋。そんな2人が前評判を覆した渾身のトップ獲りだった。
麻雀界の頂点Mリーグを制すのは「技」か、それとも「心」か――まずは2人の「意地」と「決意」が光を放った。麻雀界の未来を担う”究極の戦い”が激動の2日目を迎える。
10月2日(火)午後7時~
出場チーム
『赤坂ドリブンズ』
『渋谷ABEMAS』
『EX風林火山』
『KONAMI麻雀格闘倶楽部』
【赤坂ドリブンズ】博報堂
出場選手:[想定]村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
リザーブ:園田賢(最高位戦日本プロ麻雀協会)、鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)
開幕日となった初日を1着、2着でまとめ+69.2Pの総合2位と上々のスタートを切った赤坂ドリブンズ。今回は唯一の連戦となるが、チームの機運は高まっているはずだ。オフィシャルでの出場選手発表はまだないが、ここは初日に温存された村上淳の出場が濃厚。日本プロ麻雀連盟に次ぐ6名のMリーガーを生み出した最高位戦日本プロ麻雀協会の中でも、その頂点に君臨する「最高位」が満を持しての登場だ。
しかし、今期はMリーグと類似するルールで行われる『RTDリーグ』(AbemaTV)で大苦戦した村上。予選で最下位に沈み来季の出場権を失うなど、最高位らしからぬ不名誉な結果に終わった。その原因として挙げられているのが、リーチ麻雀を主体とする村上のスタイルとルールの相性の問題だ。
実際に初日を終えたMリーグでは、鳴き速攻を得意とするU-NEXTパイレーツの小林剛、石橋伸洋、それにチームメートの園田賢、鈴木たろうが躍動。逆に、村上と同じように手役をじっくりと作るタイプの萩原聖人は苦戦を強いられる結果となった。赤ありルールとなるMリーグでは、昨今のRTDリーグの傾向がますます加速した印象だ。
果たして、村上は如何にMリーグを戦うのか。旧知の仲となる小林は「多少は変えてくるはず」と語っていたが、リーチ時に発声の良い「リッチ!」こそが村上の麻雀であり、村上ファンの中にも「リーチをしてこそ村上淳」という声も大きい。理想と現実の狭間で決断を迫られる現最高位の”生き様”に注目だ。