麻雀Mリーグ「第4節」を占う!「女流人気No.1」高宮まり「才色兼備」黒沢咲が初登場……首位・渋谷ABEMASを追撃するチームは!?
【KONAMI麻雀格闘倶楽部】コナミ(7位)
出場選手:高宮まり(日本プロ麻雀連盟)初登場
リザーブ:佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)、前原雄大(日本プロ麻雀連盟)
前回の第3節で、痛恨の連続ラスを食らってしまった麻雀格闘倶楽部。それも精神的支柱の大ベテラン前原雄大と、エースの佐々木寿人で連敗しただけに、そのダメージは大きい。チームは小さくはない負債を抱え、最下位に沈んでいる。
ここでMリーガーの中でも松本と2人しかいない20代の「女流人気No.1」高宮まりが、いよいよ初登場を迎える。若い高宮にとって、あまりに厳しい場面でのデビュー戦を迎えることになったが、大きな救いはその「チームカラー」だ。
麻雀格闘倶楽部は「麻雀攻めダルマ」の異名を持つ佐々木を筆頭に攻めて、攻めて、攻めまくるのが信条。その分、守りが薄くることはチーム全員が承知の上であり、今の結果も他チームが陥った場合に比べれば、遥かに”想定内”だろう。経験豊富な前原が「そんなこともあるよね」と笑い飛ばしているのが目に浮かぶ。それこそが麻雀格闘倶楽部の魅力だ。
高宮にしても「私にとっては一番やりやすいチーム。攻めて返り討ちに遭ったって怒られることはないですよね?」(Mリーグ選手名鑑、竹書房)と語っており、佐々木も「のびのびやって欲しい」とエール。本来の攻撃的なスタイルで、いつも通りに戦えそうだ。
これで仮に、最も経験の浅い高宮が結果を出すようなら、低迷するチームに大きな相乗効果をもたらすかもしれない。
【U-NEXTパイレーツ】U-NEXT(2位)
出場選手:[想定] 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)個人4/17位
リザーブ:小林剛(麻将連合)、朝倉康心(最高位戦日本プロ麻雀協会)
前回の第3節を2着、3着とまずまずの結果で締めたパイレーツ。渋谷ABEMASの独走を許しているものの、チームは2位と好調をキープしている。ドラ1小林剛が信条とする「謙虚に2着を狙う安定感」は、早くもチームの共通認識になりつつあるのかもしれない。
そんなパイレーツからはローテーション通り、前回のデビュー戦でトップを獲った石橋伸洋で首位追撃を狙うことが予想される。石橋が個人4位、朝倉康心も6位、小林も10位ながらプラス領域と3人共が好調を保っているだけに、特に順番を変更する理由もなさそうだ。
同じくここまでローテーションを守っているドリブンズと比べて、よりデジタル色が強いチームカラーだけに”機械的”なローテーションを崩さない可能性も高い。
ただ、前回の渋谷ABEMASとの対戦では藤田晋監督の指令の下「小林剛キラー」として、RTDリーグの対戦で分の良い松本が送り込まれ、見事にトップを獲られてしまった。上位チームだけに今後も、そういった”相性”の対策を迫られることになるかもしれない。