多井隆晴が麻雀Mリ-グ誕生に揺れた「激動の2018年」を語る!「人気No.1」Mリーガーが今、最もアガりたい「役満」とは

多井:それもあるんですけど、(自動配牌の)Mリーグなら親でも「第1ツモ」があるじゃないですか。他の対局だと親はスタートの時点で14枚あるので、もし天和だったとしても並び替えて「はい、出来上がり!」って倒すだけ。それじゃあ、視聴者がドキドキできないですよね。でもMリーグなら、並べ替えてから最初にツモがあるので、見ている人も楽しいんですよ。ファンと一緒に天和をアガりたいですね。できればもう、今シーズン中に決めたい!

――Mリーグもいよいよ折り返しですね。では、最後に来年の抱負を教えてください。

多井:まずは、何が何でも渋谷ABEMASがMリーグの初代王者になることですね。優勝して藤田さんを、サイバーエージェントの関係者の皆さんを喜ばせたい。AbemaTVの中でも麻雀チャンネルを不動の人気コンテンツにしたい。

正直、個人的な麻雀の目標は特にないです(笑)。どの試合も勝ちたい。ただ麻雀界でいくら有名になっても、麻雀界だけの話になってしまうので、来年も将棋とかポーカー、競馬……他のジャンルの企画にもどんどんチャレンジして活躍の場を広げたいですね。「多井隆晴」が有名になることで、結果的に麻雀界やMリーグにプラスになりますから。まあ、見ててくださいよ。46歳にして、まだこれからが全盛期ですから!
(文=浅井宗次郎)

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