「北斗の拳 修羅の国篇」の実戦で「救世主」現る!? 「ルパン」から「北斗」への移動を決意したロベルト竜馬の渾身勝負に密着！

「設定1でもプラスになりそうだから追わざるを得なかった。拳力（救済措置演出）は発生してたみたいだけど、ぽんぽん消化してたら気付かないよ……」と話す先生の顔は憔悴しきっていた。

　心をへし折られた先生に同情をしつつも……「納得できる当たりを何回か引けた自分の方がマシかもしれない」と思えた事で多少は救われた気分になる。負けた日は負けた人間同士で、傷を舐めあう事が一番。どん底にあった私を救う為ではないが、なかなかの悲惨なエピソードで笑わせてくれた先生は間違いなく私の「救世主」であった。

　その後、先生は『修羅の国篇』でリベンジを果たし「しばらくメインで打つ」と本機の魅力を語っていたが、私は近づいていない。しかし『修羅の国篇』の稼働状況には注目しており「大ヒットして欲しい」と願っている。

　今後の5.9号機とは一線を画す存在なのかもしれないが、新しい規制の中で「業界を牽引する北斗が人気機種・長期稼働機種となるか」という点は非常に重要だ。北斗が受け入れられるか否かは、スロット業界の未来へ大きな影響を与えるだろう。

　期待しているし応援もしている。だから次に打つ時は、少しくらい良い思いをさせてくれないだろうか？
（文＝ロベルト竜馬）