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マニア垂涎!? 爆裂メーカーの隠れた人気シリーズがついに復活!

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知る人ぞ知るシリーズ機

 覚えている方は、どれほどいるだろうか。『スーパービンゴ』シリーズや『鬼浜』シリーズといった爆裂マシンを多数手がけるパチスロメーカー・ベルコの記念すべきパチスロ第1弾は、4号機時代の1997年3月に登場した『さるかに合戦』である。

 その名の通り、同名の昔話をモチーフとしたノーマルAタイプで、ボーナス絵柄に「さる」と「カニ」を採用。小役絵柄にも臼や蜂といったお馴染みのキャラが存在し、どことなくほんわかした雰囲気のマシンと言えた。

 また、リーチ目タイプでありながら、チャンス目も非常に豊富な点も大きな特徴のひとつ。ボーナス成立前には「ハチ・ハチ・ハチ」で揃いやすいリプレイが、ボーナス成立後には「カニ・ハチ・ハチ」で揃いやすくなるという「小役の逆転現象」もある。

 2002年に登場した『サルカニ』はビッグ・REGを非搭載のCタイプで、出玉増加の主軸を担うのは「2WAYボーナス」と称されたAT機能。通常時はカニ絵柄揃いで33G継続のATへ突入し、その後はさる絵柄が揃って22GのATへ移行するまで2分の1でループする。

 2004年にデビューした『さるかに711』は、同社のヒット作『デジフラッシュ』の流れを汲んだ大量獲得ストック機。主なボーナス放出契機は周期抽選とチェリー解除の2種類で、高確率ゾーンへの移行はボーナス放出の大チャンスを迎える。

 ボーナス終了後は「カキ入れタイム」へ突入し、2G目に液晶画面がカキで埋まればビッグ確定。その当選率に設定差はなく、ビッグ後は約3分の1、REG後は約6分の1で連チャンに繋がる。

 ちなみに、最大ストック数はビッグ・REG共に255個。連チャン性能は『デジフラッシュ』ほど高くはないが、それでもヒキ次第では万枚突破も余裕で狙えた。

 各種検定情報によると、先日、そんなシリーズの最新作『SサルカニSD1-30』が検定を通過した模様。メーカー名は「大進」とのことで、どうやらこれはベルコの関連企業のようだ。

 本機は初代のようなノーマルタイプなのか、或いはボーナス非搭載のAT機なのか、はたまた疑似ボーナスによる連チャン機なのか。現時点で詳細は一切不明だが、ベルコは6月にヤーマ名義で強力な連チャン性能を持つ6.5号機『シリウス』をリリースしているだけに、ファンの期待も高まるばかり。まずは正式な発表を待ちたいところだ。

(文=編集部.)

 

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