パチスロ「超上乗せ」も期待の最強ボーナスを搭載の名機!!

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、三武将「信長、秀吉、家康」がおふざけするパチスロ『天下布武3』（山佐）について書いていきたい。

『天下布武3』（山佐）

　スペックはA+ARTタイプ。通常時は主に、各武将「信長」「秀吉」「家康」に対応したレア役を引き、CZを契機にARTを目指していく。

　ARTは純増約1.7枚、1セット20G+αの「覚醒」から開始。毎Gで1セット30G+αor130G+αの「天雅モード」への移行抽選を行う。当選時は、覚醒G数を持ち越し「天雅モード」終了後に再突入する。「天雅モード」中は家紋玉を3つ集めて上乗せ特化ゾーン「真･天雅モード」を目指す。

「真･天雅モード」は1セット10G+αで天雅モードのG数を上乗せする特化ゾーン。消化中は毎ゲーム全役で上乗せ抽選を行い、セット継続も存在するためループによる大量上乗せも可能となっている。

　さらに1セット50Gで家紋玉点灯確率がアップし、家紋玉が集まるたびに真･天雅モード確定となる「極･天雅モード」も搭載。何度も真･天雅モードに突入させる大チャンスだ。

■ゲーム数上乗せが可能なARTを2種類搭載！

　本機は「覚醒」のG数が残っている限り何度でも「天雅モード」に突入させるチャンスがあり、どちらのG数も上乗せが可能。そのため、どちらも大量上乗せに成功した場合「終わりが見えない感覚」を味わうことができる。

　いかに「天雅モード」に入れられるかが重要になるが、本機は覚醒G数の上乗せ契機も豊富である。ボーナス中の覚醒図柄揃いのみならず、ART中にもカットイン発生から突然上乗せをすることもあるのだ。

　さまざまな場面に上乗せのチャンスが潜んでいるので、残りG数が少なくても最後まで大逆転に期待しながら消化できる。

■大量上乗せ必至の最強ボーナスを搭載！

　そして、覚醒G数の上乗せで最も強力なのが「決戦」だ。フリーズ発生から突入するボーナスで、消化中は毎Gカットインが発生。覚醒図柄を狙って6回はずれる（8枚の払出6回）まで継続し、図柄が揃い続ければ上限なく上乗せしまくるという…最高のボーナスとなっている。

　筆者は一度だけ「決戦」を引いたことがあり「覚醒」を260G上乗せすることに成功。その後の引きはイマイチだったが、ARTを2000Gほど消化して3500枚まで伸ばすことができた。

　高純増機ではないので出玉としてはまぁまぁといったところだが、ARTを長く消化してのんびり伸ばしていく時間は最高に楽しかったのを覚えている。

　本機は天雅モードの大量上乗せに「極･天雅モード」、覚醒の大量上乗せには「決戦」とARTのロング継続に期待ができる2つのチャンスが存在する。一撃性が高いマシンではないが、どちらか一方でも引くことができれば大量出玉に期待できるのだ。複数回出現すれば、万枚も目指せるのは大きな魅力といえるだろう。

　そんな本機は演出面も秀逸で『天下布武2』から面白演出がさらに進化。個人的にはパチスロで一番「笑える」マシンだと思っている。「信長、秀吉、家康」、三武将のおふざけが大好きな思い出深いマシンなので、今後も進化して登場しれくれることに期待したい。

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