パチスロ史上初！「驚きの5thリール」搭載ストックマシン!!

今回のレトロスロは「超有名野球漫画」とのタイアップ機

　プロ野球のレギュラーシーズンも終わり現在は日本シリーズの真最中。2チームとも馴染みの球団ではありませんが、楽しく観戦しています。今回のレトロパチスロはプロ野球にちなみ、直近で遊技機会のあったアリストクラートの4号機『巨人の星』（2002年）です。

　実は本機を打つのは今回が初めて。他球団ファンの私としては「『宿敵』巨人のパチスロなんて絶対に打たないぞ」という、しょうもない意地で当時から遊技を敬遠していたマシンです。

　本機は当時でいうBタイプ（JACゲーム2回）のボーナスストックタイプのマシン。ゲーム数解除とリプレイの連続によるボーナス放出がメインとなっており、リプ3連で放出抽選、リプ4連ではストック放出が確定となります。

　このリプ連というのは現在も機種によっては重要な契機となりますが、単純明快で非常にアツくなれますよね。リプ連のある機種でリプが続けば『おっ！ もう1回、もう1回』と思わずレバーONの作業にも力が入ってしまいます。

　リプ連がメインの機種ではありませんが、大好きな『モンスターハンター月下雷鳴』ではリプ連から激アツの『ジンオウガモード』に突入する可能性があるため、少しリプが続くと『もっと来いもっと来い』と心の中で叫び続けていたくらいです。

　もっとも、リプ4連や5連程度ではビクともせず、現実的には7連や8連でやっと可能性があるかなという突入率の低さ…そのため、中々その恩恵にあやかれることはなかったのですけどね。

4thリールを超えた驚きの5thリール搭載！

　そしてもう一つの特徴はタイトルにもあります史上初の5thリールマシンということ。それ以前には山佐から史上初の4thリール（テトラリール）搭載という触れ込みの『シーマスターX』というマシンがリリースされておりました。

　勿論両機種ともにメインリールは3本となっており、追加されたリールは演出用のもの。とはいえ当初はやはり非常に斬新であり、遊技する分にも非常に楽しめました。

　本機はリプ連がキモですが、リプ4連の確率は1/3285なだけに簡単には行きません。ただしリプ4連の押し順をナビしてくれる『特訓モード』が搭載されており、突入するとボーナス放出は約束されたようなものです。

　尚且つ特訓モード事態にも連続性があるため、特訓モードとボーナスがループすることに。そんな連チャン性もあってかそこそこ人気だったと記憶しております。まぁ、今回たまたま見かけなければ一生打つこともなかった可能性は高いです。

　やはり巨人という部分に抵抗があるのか、面白いという風には思えなかった“ひねくれ者”の私は15分も遊べば飽きてしまいました。

　ちなみに翌年の2003年には28年ぶりにリーグ優勝を果たした阪神優勝記念の『花形優勝ver.』パネルが販売されております。野球モノの遊技機は意外と沢山リリースされておりますしね。

　この記事が掲載される頃には日本一も決定しているかもしれませんが、来年も熱いペナントレースで楽しませてほしいものです。

　ですが勿論一番アツいのはパチスロ！

　来年も我々を心からアツくさせてくれるパチスロがたっぷりとリリースされることを願いながら今日はこの辺で。