「もうけは5万円」規制で8月新台は激アツに！『ミリオンゴッド☓猪木』や驚愕の「爆」乗せ性能は希望になれるか

　7月11日に風営法施行規則の改正案が公開されたことにより、大きな節目を迎えているパチンコ・パチスロ業界。出玉を「現行の3分の2」に抑える規制が発表されている。

　パチスロに関しては10月にも「大きな動き」が存在。押し順ナビ機能の発動が許される「有利区間」と、許されない「通常区間」を設ける5.9号機へ完全移行することが決定しているのだ。

　その前に一撃性を秘めている5.5号機から、ヒット作が生まれることを願うのは自然なことである。秋へ向けての新台ラッシュは、業界の未来へも影響を与える「重要性」を秘めているとも言えるだろう。今回は8月に導入される話題作に迫ってみたい。

『ミリオンゴッド☓猪木』業界最強コラボの誕生

「ユニバーサルエンターテインメントHP」より

　パチスロ界を代表するビッグコンテンツ『アントニオ猪木』が、『ゴッド』シリーズでお馴染みの業界大手ユニバーサルエンターテインメントから登場。ミズホ製の台『イノキロードトゥゴッド』が、8月21日より導入予定となっている。

　純増約1.8枚/G のA+ART機。現在の主流になりつつある「玉貯め」や「ST」「周期」などとは一線を画す、革新的な「レベルアップ式ART」を採用している。ART「闘神への道」では、ポセイドン・ハーデス・ゼウスなどの神々と対決するオリジナルストーリーが展開されるようだ。

「闘神への道」にレベルは4段階存在。20Gごとに1～4までのレベルを推移する仕様になっている。レベル4まで辿り着けば三大神に挑戦。勝率は50％となっており、勝てばゲーム数管理型ART「プレミアム闘神ロワイヤル（PTR）」へ突入する。

「PTR」へ突入すると、3種類の特化ゾーンいずれかで初期ゲーム数が決定。その後もゲーム数やセット数の上乗せが期待できる。ART初当たり時は、必ずレベル3以上からのスタートとなる点も見逃せない。仮に順に落ちたとしても60Gは保証（20G×3）される点も大きな魅力だ。

『猪木』シリーズお馴染みの「道」フリーズも健在。いつ何時発生しても「道BIG」＆「PTR」が確定となる。「道」フリーズの獲得期待枚数は、約2,000枚と恩恵は強力だ。

　他にも見える高確「ISMシステム」を搭載している点や、ミドルボーナス成立で突入するチェリー高確など「これまでの猪木」とは異なる要素が満載。業界大手ユニバ系列が開発した『アントニオ猪木』への期待は高まる。

「爆」乗せも可能！ 強烈な上乗せ性能を武器に出陣!!

「大都技研HP」より

『押忍！ 番長3』で大成功を収めた大都技研が注目の新台を発表。2011年に多くのユーザーを虜にした『政宗』の後継機『政宗2』を8月7日に導入予定だ。

　1セット50G以上/純増約2・0枚のART「隻眼ノ乱」で出玉を獲得する本機。そんな数上乗せ型 ART「隻眼ノ乱」は青7を揃えてG数を上乗せするゲーム性だが、新たな上乗せ獲得システム「合戦システム」も搭載。初代とはまったく異なる楽しみ方を教えてくれそうだ。

　上乗せ特化ゾーン「秀吉決戦」では、青 7 揃いで最大300Gの上乗せが可能。金7揃いは「秀吉決戦」のストックも期待できる大チャンスゾーンだ。「超秀吉決戦」は85％ループが確定と超強力。4桁以上の”爆”乗せも可能と、強烈な一撃性を秘めている。

　通常時は愛姫演舞（自力高確率）か高確率（前兆ステージ）での演出成功でART「隻眼ノ乱」を目指す。注目したいのは、通常時から「秀吉決戦」突入に期待ができる「秀吉猿舞」だ。突入時点でART「隻眼ノ乱」は確定。7揃いで上乗せ特化ゾーン「秀吉決戦」突入もある。

　初代を継承しつつ、出玉感はパワーアップされた本作。さらには「超秀吉決戦」「秀吉覚醒」「超秀吉猿舞」などの新要素も搭載。あらゆる面で進化を遂げた最新作が、旋風を巻き起こすことに期待だ。

　他にも平均75％継続を誇る女子プロレス漫画とのタイアップ機。パチンコでも好評を得た『世界でいちばん強くなりたい』（藤商事・8月7日導入予定）や、大人気シリーズ初のボーナスタイプ『戦国乙女～TYPE-A～』（オリンピア・8月21日導入予定）など魅力的な台が発表されている。

　果たして8月デビューの新台より、パチスロ業界を盛り上げるヒット作は生まれるのか？業界の未来へも影響を与える新台の動向より目が離せない。
（GJパチスロ分析班）