真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.05.14 14:40

「本当に、もう終わってしまったのか」ヴィクトリアマイル(G1)に出走するストレイトガール、レッツゴードンキ、メイショウマンボの「現状」と復活への「期待度」(3)
監修=下田 照雄(栗東担当)

『春のG1連戦スペシャル企画』の第三弾は、今週末に迫ったヴィクトリアマイル(G1)を考察するにあたって、復活が期待される「G1馬3頭」を特集。
昨年の覇者ストレイトガール、桜花賞馬レッツゴードンキ、往年の女王メイショウマンボの「現状」、そして復活への「期待度」を【徹底考察】の関西版でお馴染みの御意見番・下田照雄氏に一頭ずつ伺ってみました。
メイショウマンボ編
2013年にはクラシック二冠、古馬とのエリザベス女王杯(G1)も制して女王の座に君臨したメイショウマンボ。しかし、その後は鳴かず飛ばずで、ここ最近は掲示板どころか二ケタ着順を繰り返している。前走の阪神牝馬Sも、中団やや後ろから何もできず13着大敗。すでにファンからは「引退してほしい」との声も聞かれるが果たして。
1週前追い切りは栗東のCWコースで「6ハロン77.7秒」。相変わらず調教の動きから衰えは感じられず、それが未だ現役を続けている一因になっていることは確かだろう。
飯田明弘調教師も「前走後も疲れはなかったし、動きは良かった。順調にきている」と納得表情。だが、この追い切りの動きがレースに繋がってこないのが、この馬の現状の最大の課題であることは言うまでもない。
最終追い切りはCWの馬場が雨で悪くなっていたので芝コースで単走。馬なりで「5ハロン63.8-11.9秒」をマークした。
見守った飯田調教師は「馬場が悪いので、クッションの良い芝で。やれば時計は出るけど、気になるのは競馬場に行ってから発汗が多いこと。何とか力を出してほしいんですが…」と愛馬の課題克服と復活を天に祈っていた。
また、芝コースで追い切ったことは特別なマイナスにはならない。ヴィクトリアマイル出走組では、他にもウリウリが芝で最終追い切りを行っていた。
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター