真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.01 17:45

豪メルボルンC、カレンミロティック惨敗も馬券売上は6億円越え。しかし、購入者からは「絞れない」の声も……
編集部

1日、オーストラリアで開催された競馬のメルボルンC(G1)。日本からはカレンミロティック(セ8 栗東・平田厩舎)が出走したが、ブービーの23着に敗れてしまった。
現在の日本競馬ではあり得ない24頭立て、3200mの長丁場というのもあり、世界有数の「荒れるレース」として知られる同レース。勝利したのはアルマンダン(セ6、豪・R.ヒックモット厩舎)で、ハートブレークシティー(セ6、愛・T.マーティン厩舎)との競り合いを制しての優勝となった。
JRAが執り行う「海外馬券発売」の第2弾となった同レース。売上総額は6億9737万1200円で、40億円を超えた凱旋門賞の6分の1程度ではあったものの、平日開催としては上々の結果だったと言える。海外競馬の馬券が購入できるというのは一種のトレンドで、今後当分の売上は確保できるに違いない。
ちなみに、6億9737万1200円の内、もっとも売れた馬券方式は「三連複」だった。通常ならば「三連単」が馬券売上の最たる部分を占めることが多いのだが、メルボルンCの混迷と出走頭数、海外競馬の情報のなさなどから、三連単では購入予定金額を大幅にオーバーする点数になってしまうファンの心理が表れているようにも思える。
ネット上でも実際に「絞りきれなかった」「何を買えばいいのか分からなくて三連複に」という声は非常に多い。国内競馬と比較して圧倒的に情報量が少ない海外競馬だけに、取捨選択も相当に難しかったと見て間違いない。これは、今後の馬券発売における課題でもあるだろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター