
海外馬券発売の第2弾メルボルンCが11月1日に開催!日本のカレンミロティックを始めとした有力馬情報を公開

11月1日、海外馬券発売の第2弾となるメルボルンC(豪G1、芝3200m)が、オーストラリアのフレミントン競馬場で開催される。
日本からは今春の天皇賞・春(G1)で2着だったカレンミロティックが出走予定だが、24頭立てのハンデ戦ということもあって、到底一筋縄では行きそうもないレースだ。昨年は、地元でブービー人気となっていた馬が優勝するなど大波乱の結果だった。
そこで今回は日本のカレンミロティックを始めとしたメルボルンCの出走予定馬の中から有力な馬を紹介したい。
カレンミロティック(セン9歳、日・平田修厩舎 55.5㎏)
日本ではまだ8歳表記のカレンミロティックだが、南半球の豪州では8月1日に年齢が上がるため9歳表記になる。今年の天皇賞・春で、キタサンブラックをハナ差まで追い詰めたことは記憶に新しいように、長距離レースの実力は日本でも屈指の存在。海外遠征も2014年の香港ヴァース(G1)以来2度目となる。
現地での最終調整も、T.ベリー騎手を背に芝コースで帯同馬と約1000mの併せ馬を行ない、ラストは11秒台を記録するなど順調な様子。管理する平田修調教師によると「24日の調教が良い動きだったので、状態を保つよう5ハロンでの追い切りとしました。抜け出すとソラを使うところがあるので、騎手もその点を考慮して良い併せ馬ができました。思い通りの状態と言えます(JRAホームページ)」とのこと。
2006年のデルタブルース以来の日本勢制覇の期待がかかる。
ハートネル(セン6歳、豪・オシェア厩舎 55.0㎏)
昨年3月のザBMW(G1)では、日本のトゥザワールドを2着に負かして初のG1制覇を飾っているハートネル。今夏からG1勝ちを含む3連勝を上げると、前走のコックスプレート(G1)では勝ち馬のウィンクスに8馬身差を付けられながらも2着を確保。向こうは現在の豪州最強牝馬、相手が悪かったが充実ぶりを証明した。
6歳秋を迎えて最も充実したキャリアを迎えているが、昨年のメルボルンCでは15着に大敗しており、距離適性に疑問が残るが果たして。
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