GJ > 競馬ニュース > 競馬先進国の馬券事情
NEW

馬券購入者の「毛根」を守る!? 馬券が惜しくもハズレでも「救済措置」によって救われる競馬先進国の馬券事情

【この記事のキーワード】, ,
gaisenmonshou2014.jpg「競馬つらつら」より

 先日2日の凱旋門賞(仏G1)で、ついに日本初の海外馬券の発売が解禁されたわけだが、世界の競馬先進国からみると、日本の馬券事情は「まだまだ後れを取っている」といわれている。

 目に見えてわかりやすいのは、販売している「馬券種」だ。

 日本(JRA)では現在、単勝、複勝、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単、WIN5(ネット投票限定)と9種類の馬券を購入することができる。それと比較して、例えば凱旋門賞が行なわれるフランスでは4連単、5連単馬券も発売されている。

 そして、フランスの4連単、5連単馬券を語る上で最も特徴的なのが、そこに「救済処置」があることだ。

「4連単、5連単」言うのは簡単だが、3連単ですらそう簡単に当たらないのは我々競馬ファンならば誰もが知るところ。特に3連単を購入した3頭が1着から3着を独占したのは良いが、その着順が違っており「3連複にすればよかった!」などということは、誰もが通る道である。

 かといって3連単をボックス購入していては点数、つまりは賭け金が増えて仕方がない……そんな理由で3連複に”妥協”している人も多いと思うが、実はフランスの4連単、5連単馬券はそんな時のために「救済処置」が設定されている。

 つまり、自分が購入した4連単なら4頭、5連単なら5頭が上位を独占していれば、例え着順が異なっても「的中」となり、払い戻しが発生するのだ。

馬券購入者の「毛根」を守る!? 馬券が惜しくもハズレでも「救済措置」によって救われる競馬先進国の馬券事情のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!