
東京大賞典もお任せ!? 「競馬オタクアイドル」桃井はるこが、今年の”締め”に狙いを定める!

――なるほど。その地方馬の中では、ハッピースプリント、ユーロビートがいいのではないかといわれていますね。
桃井:ユーロビートは戦績も悪くないですし、なによりもホッコータルマエがいないじゃないですか。東京記念競走では勝利を上げ、帝王賞も5着でしたが、前にいるのはコパノリッキー、ノンコノユメ、サウンドトゥルーと中央馬が続き、そしてホッコータルマエでした。そのホッコータルマエがいないため、地方馬ではユーロビートがくるのではないかと。また、東京記念競走で勝ち、帝王賞は8人気5着という戦績なので大井適性もあると思っています。近走では掲示板もあまり外していませんし、地方の中ではかなり強く安定していますよ。
そしてハッピースプリントは応援したいところではあるんですが、距離がネック。スプリンターなので東京大賞典は長すぎるのではないでしょうか。……それにしても本当に難しいですね。それから東京大賞典はスポーツ新聞などでもまだまだ情報が少なく感じます。その中で予想するのも一興なのですが、もっと記事が読みたいです!! れっきとした国際G1レースですからね。
――今回の東京大賞典は軸不在ともいわれています。
桃井:私、ちょっと不思議なんですけど、キタサンブラックは、母父バクシンオーで距離が長い菊花賞は勝つわけがないといわれていたけど、優勝しました。東京大賞典で1人気が予想されているアウォーディーも父ジャングルポケットがダートで勝てるのか? と疑問に思われてましたが、いざ走ってみると着々と勝利を重ねていますよね。
先入観に囚われて、走る走らないをファンが決めつけてはいけないなあ、と。強い馬は突然変異的に長所と長所がかけあわされて誕生する、だから血統表ばかりを見て着順を予想するのではなく、やはり自分の目で直にその馬自身を見てあげないとダメだと思うんですよ。それって、競馬だけじゃなく色んなことに当てはまりますよね。データをもとに頭の中で色々シミュレーションするのは楽しいですけど、それにあまりとらわれすぎないようにしないといけないなあと思います。
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター